日本時間2月25日(日)、アメリカ・フロリダ州オーランドのアムウェイ・センターでUFCファイトナイト・オーランドが開催され、メインカードの初戦でマイク・ペリー対マックス・グリフィンのウェルター級マッチが行われた。
最初の1分で打撃戦を繰り広げた後、ペリーがタックルをしかけてテイクダウンを狙う。成功しなかったものの、グリフィンは少し後退するようになり、ペリーは足技を中心に切り込んでいった。ペリーのジャブを浴びながらも要所で有効打を稼ぐグリフィンはペリーの回し蹴りをかわした流れでテイクダウンに持ち込む。ただ、ペリーがうまく切り返して背後を取ったところで最初のラウンドが終了した。
第2ラウンド開始直後、グリフィンの右パンチがペリーにヒットし、数発のコンビネーションを繰り出してペリーを追い込む。何とか耐えたペリーは反撃の機会をうかがうも、グリフィンの豪拳が直撃してペリーは思わずダウンを喫する。ペリーはそれでも前に出続けたが、明らかにダメージを負っている様子だ。
最後の5分間が始まると、連打で襲いかかるグリフィンにペリーが右ストレートで応戦。しばらく打ち合った後、後退し始めたグリフィンにペリーが強打を食らわせてプレッシャーをかける。グリフィンもヘッドキックを見舞うなど有効打を稼いだが、ペリーの豪拳がさく裂し始め、テイクダウンも成功させて優位に立った。
3名のジャッジは満場一致でグリフィンの勝利を支持している。
ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●マイク・ペリー vs. マックス・グリフィン○
判定3-0(27-29、27-29、27-30)
マックス・グリフィン
「相手は雄牛、こっちは闘牛士だ。チャージをかけられたし、豪拳を知らしめようとしていたんだと思う。自分はじっくり正確にいった。動き回って打ち砕いてやれるとも思っていた。相手がスローに思えたんだ。かなり重いようだった。いろんな人を打ち負かす彼を見てきたけど、実際はかなり遅い。戦いが好きなら、優れたファイターのことは尊敬するし、ファンも尊敬を持って迎えるものだ。いいショーを見せられたんじゃないかな。ファンの何人かをかっさらって、自分の味方につけられた気がする」
マイク・ペリーをグリフィンが撃破!
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