観客を沸かせたオマリーが勝利も足を負傷

UFC PPV コメント 試合結果
UFC 222:ショーン・オマリー vs. アンドレ・スーカムタス【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2018年3月3日(Photo by Brandon Magnus/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 222:ショーン・オマリー vs. アンドレ・スーカムタス【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2018年3月3日(Photo by Brandon Magnus/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間3月4日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのT-MobileアリーナにてUFC 222が開催され、ショーン・オマリーとアンドレ・スーカムタスによるバンタム級マッチが行われた。

ローキックでスーカムタスにダメージを与えたオマリーは相手の攻撃をかわしながら、要所でジャブを見舞っていく。一方、オマリーはヘッドキックをヒットさせると、少し距離を取ったところから飛び込むように打撃を繰り出した。打ち込まれてダメージを追うスーカムタスは必死に反撃のチャンスを待つも、オマリーがローキック、裏拳、ハイキック、右ストレートとさまざまな技で容赦なくスーカムタスを追い込んだ。

ふらつきながらも何とか第1ラウンドを乗り切ったスーカムタスだが、次のラウンドでもオマリーに打ち込まれてしまう。それでも、スキを見てタックルを決め、テイクダウンを取ったスーカムタスはマウントポジションを手に入れた。しかし、下になったオマリーが打撃を放ちながら足でスーカムタスの首を取り、アームバーを仕掛ける。ここでも難を逃れたスーカムタスだが、オマリーに返されてしまい、終盤はマウントポジションも奪われた。

最終ラウンドもオマリー優勢の流れは変わらなかったものの、オマリーはスーカムタスにテイクダウンを許し、プレッシャーをかけられる場面が増えた。オマリーはマウントポジションを取られながらもチョークを仕掛け、エルボーを食らわせるなど反撃のチャンスを探ったが、フィニッシュできずに試合終了を迎えている。

終了後、足が痛いと訴えたオマリーは立ち上がれず、寝転がったままユナニマス判定勝利の結果を聞いた。それでも、インタビューに応じたオマリーは「立ち上がろうと思ったら感覚がなくて。ものすごく痛いけど勝ててうれしい」とコメントしている。

バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○ショーン・オマリー vs. アンドレ・スーカムタス●
判定3-0(29-28、29-28、29-27)

ショーン・オマリー


「戦う時はユニークでダイナミックにできるよう心がけている。これまで誰もやっていないことをしたいんだ。何が起きたのかは分からない。足の感覚がなくて、何も感じない。戦い抜けてとにかく良かったし、勝ててうれしい。ザ・シュガーのショーへようこそ!」
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