日本時間4月15日(日)、アリゾナ州グレンデールにあるヒラ・リバー・アリーナにてUFCファイトナイト・アリゾナが開催され、ライト級のギルバート・バーンズとダン・モレットが対戦した。
試合が始まったばかりの頃はやや様子見の状態だったが、バーンズの強打やボディキックが決まり始めると、モレットも前方姿勢で攻撃を組み立てる。勢いをつけたモレットは連打を当てて一気にたたみかけ、スピードに乗った状態でテイクダウンに持ち込んだ。ただ、バーンズも体を返してマウントポジションを奪い、残り10秒からは立ち上がってマットに寝転ぶ相手にパウンドを浴びせている。
第2ラウンド開始直後、右の強打をヒットさせた直後、アッパーカットもクリーンヒットさせ、後退するモレットを追いかけながらダメ押しの拳を浴びせたバーンズが見事なKO勝利を遂げた。
ライト級マッチ 5分3ラウンド
○ギルバート・バーンズ vs. ダン・モレット●
2ラウンド(0分59秒)KO
ギルバート・バーンズ
「最初のラウンドは自分の距離感を見つけられなかった。うまく戦えているとは思ったけど、自分が求めている形にはできていなかったんだ。だから、第2ラウンドは時間をかけて相手のセットアップがどんな感じかを見た。相手のオーバーハンドを確認してすぐ、スキがあるのが見えた。2回目に見た時、目いっぱい強く打ち込んだ。相手にちゃんと食らわせられることは分かっていたけど、十分なだけ決まってノックアウトできた。本当なら、今年の初めにオーランドでオリビエ・オービン・メルシエと対戦するはずだったんだけどね。実現できなかったから、今はもう一度、この試合を組んでほしいと思っている。ケガはしていないから、すぐにジムに戻る。彼もノックアウト勝利を挙げたばかりだし、俺もそう。だから、きっと最高の試合になるはずだ。7月7日のUFC 226で彼とやりたい」
アッパーカットを華麗に決めたバーンズがモレットをKO
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