日本時間6月10日(日)、アメリカ・イリノイ州シカゴのユナイテッド・センターにてUFC 225が開催され、ヘビー級のアリスター・オーフレイムとカーティス・ブレイズが対戦した。
少し距離を取って相手の出方を見るオーフレイムに対し、ブレイズは前進姿勢をキープしてプレッシャーをかける。しばらく動きがなかったものの、第1ラウンドが後半に入ったタイミングでブレイズがテイクダウンを取り、優位な体勢からパウンドを見舞っていったが、大きな展開には持ち込めなかった。
第2ラウンドは一転、オーフレイムが急襲を仕掛けてブレイズに打撃をヒットさせると、テイクダウンを成功させて関節技に移行。アームバーを取りにいくも逃げられてスタンディングに戻ると、今度はブレイズがオーフレイムをテイクダウンして鋭いエルボーを打ち込んでいった。
オーフレイムがハイキックをヒットさせて有効打を奪った直後、ブレイズがジャブで攻め込み、膝蹴りからの連打を浴びせて再びテイクダウンに持ち込んだ最終ラウンドはしばしの攻防の末、ブレイズが渾身のエルボーを打ち込んでオーフレイムの戦意を奪い、最後はレフェリーの制止を受けてブレイズのTKO勝利が宣言された。
ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
●アリスター・オーフレイム vs. カーティス・ブレイズ○
3ラウンド(2分56秒)TKO
カーティス・ブレイズ
「今日はうまくやれた。今回の試合がでかくなることは分かっていたし、対戦相手を上回れるようにしたかった。オーフレイムはレジェンドだし、世界王者だ。俺が次のタイトル戦線にいることは疑いようがない。スティペとやらせてくれ。DC(ダニエル・コーミエ)とやらせてくれ。俺が次の挑戦者であることだけが大事だ」
ブレイズが3RでオーフレイムをKO
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