4勝0敗を記録していたときにジ・アルティメット・ファイター(TUF):ラテンアメリカシーズン2の参加メンバーに選ばれたヘクター・アルダナが3年の空白期間にピリオドをうち、ソン・ケナンとの対戦で初めてオクタゴンに入ろうとしている。
2015年のTUFラテンアメリカでチーム・ガステラムの一員だったアルダナはアルバロ・エレーラを第1ラウンドで下すも、セミファイナルで後に2位となるエンリケ・マリンに敗れた。それ以降、さまざまな事情によって戦いから遠ざかっていたアルダナだが、今週末のUFCファイトナイト・シンガポールでそのキャリアの新たな章が幕を開ける。
ソンは昨冬に上海でデビューを果たし、ボビー・ナッシュを15秒でノックアウトするという見事な試合を見せた。プロとして17試合を戦ってきた28歳のソンはアルダナよりはるかに経験豊富であり、ウェルター級において興味深い存在となっている。
今週末、2人の邂逅(かいこう)は敢闘試合賞(ファイト・オブ・ザ・ナイト)に値する試合になるかもしれない。このバトルで目を見張るパフォーマンスを発揮することができれば、それがアルダナのまだ見ぬ大冒険の第一歩となることだろう。
【注目株】UFCファイトナイト・シンガポール:ヘクター・アルダナ
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