今シーズンのジ・アルティメット・ファイター(TUF)では非常に激しい戦いが展開しているものの、日本時間7日(土)にジェラルド・マーシャートと対峙するのは、オクタゴン登場から初めての2戦を含む8連勝をマークし、これまで無敗のミドル級ファイター、オスカル・ピエホタだ。
28歳でポーランド出身のピエホタは前戦でティム・ウィリアムズをわずか2分足らずでノックアウトし、自らの戦績を11勝0敗1分とした。注目すべき選手としての立場を確かにしたピエホタは今、マーシャートとの一戦でステップアップしようとしている。ルーファスポーツ所属のマーシャートはグラップリングでピエホタと渡り合い、これまでで最もタフな戦いを強いるはずだ。
ウィリアムズとのバトルを経て36戦のベテランであるマーシャートと相まみえるのはピエホタにとって難しいチャレンジなのは確かだが、それこそ今のピエホタが必要としている試合でもある。地元で立ちはだかるものはほとんどなく、これまでUFCで対戦した相手も難なく倒してきたピエホタ。経験に富み、バランスの取れたスキルを有する“GM3”ことマーシャートとの一戦は、ピエホタが真の力を知らしめるための絶好の機会となるだろう。
【注目株】TUF 27フィナーレ:オスカル・ピエホタ
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