2シーズン目を迎えたデイナ・ホワイトのチューズデーナイト・コンテンダーシリーズ(DWTNCS)でユナニマス判定による勝ち星を挙げてから7週間、25歳のケビン・ホランドは大会日程が迫る中、ブラジルのベテラン選手チアゴ・サントスを相手に層の厚いミドル級のバトルに飛び込むチャンスを得た。
13勝3敗という記録で6連勝の波に乗るホランドは、6月にDWTNCSでウィル・サンチアゴを下している。現在ウェルター級で活躍するカーティス・ミレンダーに敗北したのが同階級で戦った最後の試合であり、今回のオクタゴンデビューは興味深いものになりそうだ。
対するサントスはUFCで14戦を数えており、ミドル級のトップ15内に位置している。前戦ではショートノーティスでデビッド・ブランチと対戦し、第1ラウンドでノックアウトされてしまった。
もとより楽ではない戦いに準備期間の短さは決して有利に働かないものの、もしここで勝利することができればホランドにとってはランク入りするための大きな足がかりになる。少なくとも、ホランドは自分が大舞台にふさわしいファイターであり、ミドル級で注目すべき存在であることをこの一戦で印象づけなければならない。
【注目株】UFC 227:ケビン・ホランド
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