UFC 227:粘るジョーンズをムニョスが下す、ヴェラとペレスはKO勝利

UFC PPV コメント 試合結果
UFC 227:ペドロ・ムニョス vs. ブレット・ジョーンズ【アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス/2018年8月4日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 227:ペドロ・ムニョス vs. ブレット・ジョーンズ【アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス/2018年8月4日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間8月5日(日)、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスにあるステイプルズ・センターでUFC 227が開催された。

7試合が行われたアーリープレリムおよびプレリムではオープニングマッチに登場したバンタム級のマルロン・ヴェラやフライ級のアレックス・ペレスがノックアウト勝利を挙げている。

プレリムの最後に行われたペドロ・ムニョス対ブレット・ジョーンズのバンタム級マッチはムニョスが厳しく攻めていくも、ジョーンズはギロチンを切り抜け、強打を浴びてダウンを喫しながらも立ち上がり、フィニッシュを許さず。結果はユナニマス判定でムニョスに軍配が上がったが、ムニョスもファンもタフネスさを見せたジョーンズをたたえた。







【プレリム】
バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○ペドロ・ムニョス vs. ブレット・ジョーンズ●
判定3-0(30-26、29-28、29-27)

ペドロ・ムニョス


「最高の気分だよ。カリフォルニアに住んで7年、観客の声が聞こえただろ。俺をサポートしてくれたし、声援も送ってくれた。信じられない気分だよ。最高の試合、タフな試合を見せられたはずだ。何度かかなりキツめに打ち込んだのにフィニッシュできなくてかなり驚いたけど、でも、ブレット・ジョーンズは本当にタフなやつだ。真の戦士だし、彼と戦えてうれしい。次は自分の力を見せるためにもトップの人とやりたい。これで俺は9位になるから、アルジャメイン・スターリングと戦えたらうれしいね。ランキングも近いし、いいショーを見せられるはずだよ」



バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○リッキー・シモン vs. モンテル・ジャクソン●
判定3-0(30-27、30-27、29-28)

リッキー・シモン


「まず、こんなにも直前の試合を受けてくれたモンテル・ジャクソンに感謝したい。彼は長身だから距離を詰めてレスリングスキルを最大に生かしていかなきゃいけないことは分かっていた。今日の観客の前で勝ててうれしいし、自分がここにふさわしいことを証明していきたい。大げさに扱われている奴らを片っ端から撃破してやるつもりだけど、俺がここにいるのは自分こそが最高だと示すためだ。これで14勝1敗だから、UFCが俺に望む相手なら誰とでも戦ってやる。俺は将来有望だ。それは誰も否定できない。あとはもう時間の問題さ」



バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○リカルド・ラモス vs. カン・ギョンホ●
判定2-1(29-28、29-28、28-29)

リカルド・ラモス


「プランでは試合に臨んで第1ラウンドでフィニッシュすることだったけど、相手がものすごくタフだった。何度か重い打撃を当てていったけど、決めきれなかった。それはびっくりしたけど、UFCでは誰もがタフなヤツだし、とにかく自分が力強くぶつかって試合を決めるしかない。次の試合についてはショーン・オマリーとやりたい。俺たちはどちらも新鋭だと思うし、自分たちがこの階級のどこに属しているのかを証明しないといけない。スマートな試合になると思うし、ファンにも楽しんでもらえる試合になると思う」



フェザー級マッチ 5分3ラウンド
●マット・セイルズ vs. シェイモン・モラエス○
判定3-0(28-29、28-29、28-29)

シェイモン・モラエス


「UFC初勝利を挙げられて本当にうれしい。これまでキツイこともたくさん乗り越えてきた自分にとっては本当にでかい。子供が生まれたけど離婚した。ザビット(マゴメドシャリポフ)との試合は負けた。だから、ようやくすべてが報われた気分だから本当にうれしい。ここが自分のホームだってこと。自分がいるべき場所はここだ。今はLAに住んでいるし、全力を尽くしてトレーニングに励むのみ。今日の対戦相手はかなりタフなやつだった。あまりスペースを与えてくれなかったし、俺も相手にスペースを与えたつもりはない。でも、楽しい試合だった。お互いに激しく打ち合ったしね。この後は息子と時間を過ごして、月曜日にはジムに戻るつもり。うまくやれたこともダメだったこともすべては学び。そこから成長できる。もっとうまくなって戻ってくるつもりだ。ファンのためにいいショーを見せ続けたい」

【アーリープレリム】



フライ級マッチ 5分3ラウンド
○アレックス・ペレス vs. ホセ・トーレス●
1ラウンド(3分46秒)KO

アレックス・ペレス


「今日の試合は自分が戦いたかった形よりも少し雑だったけれど、ファンに最高のショーを見せられたし、楽しんでくれたと思う。まだ改善できる余地があると思っているし、一番はディフェンスだ。デメトリアス(ジョンソン)といろいろあったけど全然問題ない。トーレスはタフな相手だし、今後もう一度やることもあるだろう。俺からしてみれば、その日にどっちの方が優れているか、それだけだと思う。次はナンバー15、佐々木憂流迦とやりたい。ジェネル・ラウザ戦はすごかったし、俺はこの階級を駆け上っていきたいから、最高のショーを見せられると思う」



女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
●ダニエル・テイラー vs. ジャン・ウェイリー○
判定3-0(28-29、28-29、28-29)

ジャン・ウェイリー


「UFCで戦うということはこれまでにない経験だったから、試合に向けて準備する中でいつもより緊張していたけれど、自分の音楽が流れ始めたら緊張が解けて、オクタゴンでもホームのように感じた。今回のチャンスをくれたUFCにとても感謝しているわ。中国のMMAが何たるかを世界に知らしめることはとても特別なこと。昨年、UFCが中国デビューを果たしたから、チャンスがあれば中国でまた試合がしたい。最高のショーを披露して、今日よりももっといい試合を中国のファンに見せたいわ」



バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○マルロン・ヴェラ vs. ウリジ・ブレン●
2ラウンド(4分53秒)TKO

マルロン・ヴェラ


「復活だぜ! また勝てて最高の気分だ。最初のラウンドは良くなかった。何度か打たれたし、あれが何だったのか正直分からないけど、打たれたと思ったし、その後は自分の思っていたように戦えなかった。インターバル中、コーチからお前の試合なんだぞって言われて、やりたいことをやればいいと思い出させてもらったから、第2ラウンドは取りにいったんだ。もう二度と負けられないと思っていたからね。自分のためにも負けらなれなかったし、今日、見に来てくれている家族のためにも負けるわけにいかなかった。今日の出来は誇りに思っている。勝利街道に戻ってこられて最高だ。次は南米のイベントで戦いたい。UFCの南米組では知られた顔の一人だと思っているし、みんなのために戦いたいんだ」

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