【プレリム】
フライ級マッチ 5分3ラウンド
●セルジオ・ペティス vs. ジュシー・フォルミーガ○
判定3-0(26-30、28-29、28-29)
ジュシー・フォルミーガ
「勝ててうれしいけれど、やっぱり少しフラストレーションは感じている。最初のラウンドでは彼のことを把握するのに時間を使い、その後は俺のセコンドからコントロールを握るために必要なアドバイスが出始めた。テイクダウンを奪い始めてからは、第2ラウンドと第3ラウンドで勝利するために必要なものが自分にはあるのが分かっていた。第3ラウンドではかなり支配的な位置にいて、フィニッシュできなかったのが少しフラストレーションだけど、それも試合の一部。そういうところに取り組んで、勝利への道を見つけなければ。ヘンリー・セフードとのタイトル戦と俺を隔てるものは何もなくなった。たった今、ナンバー2を倒したんだから。後はチャンピオンだけさ。次はタイトルを懸けて戦いたい」

ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○ビセンテ・ルーケ vs. ジェイリン・ターナー●
1ラウンド(3分52秒)KO
ビセンテ・ルーケ
「最高の気分さ! 俺は何よりもUFC 229でバトルしたかった。それがこんな試合を2週間前に受けた理由だ。(ターナーが)コンテンダーシリーズで戦うのは見ていたし、彼がタフな相手なのは分かっていた。彼はライト級の選手だけど、打撃は重かったし、ちょっと押された。でも、俺には自分がベストだって感覚があって、自分にはやれると分かっていた。ランキングがどうとかは気にしない。俺は自分がトップ15に値すると感じているし、次は名前の横に(ランキングの)数字がついているヤツと戦いたい。俺は大事なところでやってのけた。俺は勝敗を問わず、全てをさらけ出して戦うタイプのファイターだ。自分が言った通りの人間であることを証明するためにここにいる。すぐにベルトを懸けて戦うことになると信じている」

女子バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○アスペン・ラッド vs. トーニャ・エヴァンジャー●
1ラウンド(3分26秒)TKO
アスペン・ラッド
「全てがプラン通りだったと思うわ。すごく落ち着いた気分だった。彼女との足の合わせも快適だったし、グラウンドになったときには私がコントロールして望んでいた通りのフィニッシュを決めた。ヤナ(クニツカヤ)が私とのバトルに興味があるのは分かっているし、UFCもそれを望むなら構わないけれど、私としてはもっとランキングの高い相手とやりたいわね。ベチ・コヘイヤかキャット・ジンガノが、次のステップとしてはベストじゃないかしら」

ライト級マッチ 5分3ラウンド
○スコット・ホルツマン vs. アラン・パトリック●
3ラウンド(3分42秒)KO
スコット・ホルツマン
「ここ何週間かは本当にハードだった。家では赤ん坊が生まれたのに、俺はこの戦いのために、妻と子どもをおいてトレーニングキャンプに行かなければならなかったんだ。いろいろな感情がうずまいているけれど、今この瞬間、俺は世界の頂点にいる。今回みたいなファイトカードを組まれるとプレッシャーが高まるものだけど、家族をおいてきた時点で既に俺の肩には大きなプレッシャーがかかっていた。次はトップ15の相手と戦いたい。この階級で自分の位置を固めてきたし、次のステップに進みたいのさ。だけど何よりもまずは、家に帰ってベビーにキスしよう!」
【アーリープレリム】

女子バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●リナ・ランズバーグ vs. ヤナ・クニツカヤ○
判定3-0(27-30、27-30、27-30)
ヤナ・クニツカヤ
「自分のパフォーマンスには満足していないけれど、もちろん、優勢で勝てたのはうれしい。私のこれまでのUFCキャリアの中で最大の問題だったのがメンタルで、これからもっと戦っていく中で自信を高めていくわ。試合でフィニッシュを決めたいの。それが私の一番の目標。今日のパフォーマンスを見て、UFCがすぐに次の試合をお膳立てしてくれることを願っているわ。これから2、3カ月でまた試合がしたい。私のターゲットはアスペン・ラッド対トーニャ・エヴァンジャーの勝者と対戦することだから、今日は彼女たちのバトルをしっかり見るつもり。2人ともタフだと思うし、どちらかとショーを見せられたら素敵ね」

ライト級マッチ 5分3ラウンド
●グレイ・メイナード vs. ニック・レンツ○
2ラウンド(1分19秒)TKO
ニック・レンツ
「信じられない気分だね。何が原因かは分からないけれど、俺の中で何かが変わった。2人目の子どもが生まれた後、自分が変化したのを感じた。前の俺とは人間としてもファイターとしても違うし、今夜はみんながそれに気づいてくれたことを願っている。俺はこのファイトカードで誰かをノックアウトするよう特に要請されていた。彼らはグレイ・メイナードを相手にそのタスクを完了するという真のチャレンジを俺に与えた。そのことを喜んでいるよ。グレイはUFCで戦ってきた中でも最もタフな相手の一人で、彼を倒したという事実はどのファイターに対しても物を言う。俺は長いことUFCにいたし、25歳だったニックから大きく変わった。俺には自信がなく、スキルもなかった。十分に優れていなかった。長い連勝を記録して、負けた。そういうことを通じて、ただ勝てばいいってわけじゃないことが分かった。ショーを見せるのが大事なんだ。ファンを楽しませることさ。今、そういう勝利ができて、俺は自信を持って自分が世界でベストだと言える・・・次の敵が誰であろうとね」

ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●ライアン・ラフレア vs. トニー・マーティン○
3ラウンド(1分00秒)TKO
トニー・マーティン
「聞かれれば華麗なるパフォーマンスだったと言うよ。ライアン・ラフレアはタフな相手だし、ウェルター級の中では強敵の1人だ。サイズ的にもそうだし、彼と今回の俺みたいな戦いをしたことがあるやつはいない。グラウンドゲームは自分がコントロールできたし、打ち合いもそう。この試合に挑むにあたってムエタイを必死にがんばってきた。みんなは俺のことをグラップラーだと思っていて、俺がこれまでの試合でキックを放つことはあまりなかったけれど、俺はストライキングだって強烈だし、今日はそれを示すことができてうれしい。ウェルター級でパーフェクトな形でキャリアをスタートできたし、この勢いを続けたい。ドナルド・セラーニ対マイク・ペリーの勝者と戦いたいね。2人ともスタンド・アンド・トレードが好みだし、それが俺にとって面白い。もう言ったように、みんなは俺をグラップラーだと思っているけれど、俺の右手は黙っちゃいない。俺は29歳で、今がこの階級のトップを目指すときだ」