UFCファイトナイト・フェニックス:グレイシーがチョークでカサレスを撃破

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・フェニックス:アレックス・カサレス vs. クロン・グレイシー【アメリカ・アリゾナ州フェニックス/2019年2月17日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・フェニックス:アレックス・カサレス vs. クロン・グレイシー【アメリカ・アリゾナ州フェニックス/2019年2月17日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間2月18日(月)、アメリカ・アリゾナ州フェニックスのトーキング・スティック・リゾート・アリーナを舞台にUFCファイトナイト・フェニックスが開催され、メインカードに登場したクロン・グレイシーはデビュー戦でアレックス・カサレスと対戦し、1ラウンドで一本勝ちを収めた。

【セミメインイベント】

ライト級マッチ 5分3ラウンド
●ジェームズ・ビック vs. ポール・フェルダー○
判定3-0(27-30、28-29、27-30)


ポール・フェルダー

「ゲームプランはあまりたくさんのレッグキックを受けないことだったけど、実際は自分が向こうにケリを食らわせた。ボクシングを生かして相手のケリにもっと答えたかったけど、向こうが遅かった気がする。感触は良かったのに、ちょっと逃げられすぎた。感触は良かったし、判定で勝ったのは久々だな。向こうは自分の方がポイントで上回っていると思っていたみたいだから、彼が間違っていることを証明できてうれしいよ。ボコボコにされながらも、この階級で大きいヤツを相手にやりやったんだから。次はこの階級で一番タフなやつとやりたい。ゲイジーがバルボーザのような相手に勝ったなら、やつが望めばタイトル挑戦となるだろうから、俺の番とはいかないかもしれない。それは分かっている。テレビを見ていて学んだんだ。名前を挙げないといけないこと、動機を持ってそうすることを。だから、マイクを向けられたらすぐに、でかいライト級マッチが控えていたからそう言ったんだ。俺はタイトルを取るためにやっている。今回は2019年にそうするためのステップだ。2018年よりもいいスタートを切れた」

【メインカード】

女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
●コートニー・ケイシー vs. シンシア・カルビーヨ○
判定3-0(28-29、28-29、27-30)


シンシア・カルビーヨ

「今回の試合のゲームプランはとにかく攻撃的な防御をうまくやること、彼女がスキを見せればそこを突けるようにオープンでいることだった。彼女のテイクダウンには驚いたけど、スタンディングで私をノックアウトしたいと言っていたから、ちょっと試して、しっかりとディフェンスできるかどうかを確認したかった。私は戦うのが好き。この階級で一番タフな人と戦いたい。今はタティアナかなと思っている。彼女は負けなしだからね。誰にもできないことをする、そういうのって好きだわ。彼女との試合を望む人はいないし、戦いたいと言う人もいないけど、私は世界一になりたいから、誰とだって戦う。楽な試合なんて選ばない。最初からそこしか見ていないし、チャレンジを求めている。この試合が決まればそうなると思うわ。特に、タイトル挑戦者決定戦ともなれば、ね」


フェザー級マッチ 5分3ラウンド
●アレックス・カサレス vs. クロン・グレイシー○
1ラウンド(2分06秒)サブミッション(ギロチンチョーク)


クロン・グレイシー

「俺の柔術は特殊、父親譲りだからな。生まれたときからずっと柔術の訓練に励んでいるけど、常にMMAを意識したものだったから、誰にとっても容赦なしだ。ポイントに基づく競技の柔術とは違い、俺は常に関節技を狙っている。トレーニングして、好きなことをやる、それが俺だ。トレーニングが好きだから、たぶん対決もそうかな。才能やハードワークを無駄にする理由なんてないからね。小さい頃から一族を代表してきた。それが常にモチベーションだった。年を取ればそういうモチベーションは必要なくなって、自分の一部になっていくんだ。おもしろかったのは、みんなが、ホイス以来、グレイシーは勝っていないって言ってきたこと。それでもっとプレッシャーを感じたけど、でも、自分の名前に恥じぬように、プレッシャーの中でも冷静さを保つ時なんだなと思った。家族のため、チームのため、ディアスチームのために戦った、それだけさ」


ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○ビセンテ・ルーケ vs. ブライアン・バーバリーナ●
3ラウンド(4分54秒)TKO


ビセンテ・ルーケ

「かなり接戦の試合だったと思うし、第3ラウンドは自分が取れたかどうか分からなくて、本当はジャッジに判断を委ねたくなかった。タフな相手だったし、リアネイキドチョークもダースチョークも狙ったけど、どっちも抜けられてしまったから、ノックアウトするしかなくて、膝を入れまくって任務完了。今はニール・マグニーを視野に入れている。彼もタフなヤツだし、ランキング入りしているから、彼と戦いたい。自分はランカーと戦うのにふさわしいと思っているし、UFCではこれで8勝目、しかも全部ノックアウトかサブミッションで勝っている。いつもは試合の序盤で勝つんだけど、これで3ラウンドいけるってことも証明できたから、誰が相手でも覚悟はできている」


フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○アンドレ・フィリ vs. マイルズ・ジュリー●
判定3-0(29-28、29-28、29-28)


アンドレ・フィリ

「14歳からやっている。今は28歳だから、もうやっていない時よりもやっている時間の方が長くなった。ほぼ人生のすべてだね。個人的なことやキャリア、他にもいろいろあって、いつも情熱を持っていたわけじゃない。情熱がなくなっている時にジムに通い続けないといけないのはバツみたいに感じるし、トレーニングを仕事みたいに思っていた時もあるから、これがただの仕事じゃなく、子供の頃からずっとやりたくてたまらなかったことなんだと思える今はとにかく気持ちが乗っている。裏拳のせいで、第3ラウンドまでは1対1だろうなと思っていた。俺は全然大丈夫だったけど、ジャッジがどう見るかは分からない。自分が試合の90%を制していると思っていても、ジャッジがおかしな判断をする可能性はあるから、第3ラウンドが重要だったと思う。第1ラウンドでやっていたことに戻るだけだった。第2ラウンドはお互いに罵り合って血を吐きあっておもしろかったけど、そんなことをしても試合に勝てるわけじゃないから、しっかりまとめて、全力を尽くすだけだった」
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