エドメン・シャバージアンはデイナ・ホワイトのチューズデーナイト・コンテンダーシリーズ(DWTNCS)のシーズン2でUFCの契約を勝ち取った中でも最も若いファイターの一人だ。第1ラウンドでアントニオ・ジョーンズを仕留めて文字通りUFCへのドアを叩き破ったシャバージアンは、この試合で7戦7勝を記録するとともに、それまでの全てを第1ラウンドで締めくくっている。
これで一躍脚光を浴びたシャバージアンは、次のバトルとなったジ・アルティメット・ファイター(TUF)シーズン28フィナーレでも無敗の記録を守ったものの、この時には対戦相手のダレン・スチュワートに勝負を判定まで持ち込まれた。
Glendale Fighting Clubに所属し、ロンダ・ラウジーの“One Fight Management(ワン・ファイト・マネジメント)”が代理を務めていることから、他の多くのUFC新参者よりやや注目を集めているシャバージアン。しかし、見るべき要素は当の本人に多く備わっており、同じくDWTNCS出身のチャールズ・バードと当たるUFC 235はそのポテンシャルを示す良い機会になるかもしれない。
対するバードはFortis MMAのメンバーであり、DWTNCSの1年目に勝利を飾った後、2018年に2度オクタゴンに登場している。
3カ月の間に2度、ベテランファイターから勝利を奪ってきたバードのとの対戦は、シャバージアンのUFCキャリアにとって絶好の形でのスタートであり、さらなる大勝負に挑むための入り口となるだろう。