【注目株】UFCファイトナイト・ロチェスター:フェリシア・スペンサー

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UFCファイトナイト・アデレード:オクタゴン【オーストラリア・アデレード/2018年12月2日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・アデレード:オクタゴン【オーストラリア・アデレード/2018年12月2日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
モントリオール生まれの28歳であるフェリシア・スペンサーは昨年11月、3年にわたって6勝無敗の記録を築き上げてきたInvicta FCでのキャリアの頂点として、空位となっていたフェザー級チャンピオンの座を手に入れた。パム・ソレンソンを第4ラウンド終盤で退けてから数カ月後にUFCと契約を結んだスペンサーは、真のコンテンダーであることを示すべく今週末に実施されるUFCファイトナイト・ロチェスターでミーガン・アンダーソンと対峙する。

ブライリアン柔術の黒帯を有するスペンサーは、ソレンソンとのバトルまでそれほど大きな困難に直面したことはなかったものの、Invicta FCでのタイトル獲得とUFCのロースター入りで持ち前のガッツを示している。過去6戦のうち、ここ2試合を含める4度のフィニッシュを決めたスペンサーは、それを通してファイターとしての決意と成長を表明してきた。

キャリア序盤で支配的な力を発揮しながらも競争が激化したときにつまずくファイターは多いが、UFCのニューカマーであるスペンサーは昨年11月にスペンサーをサブミットする前にヘレナ・コルシニャクを手早く片付け、比較的早いタイミングで今回の試合までたどり着いた。そんなスペンサーが今週末に対峙するのは、以前にInvicta FCフェザー級チャンピオンだったアンダーソンだ。

前戦でUFC初勝利を手にしたアダーソンだが、その試合転換はアンダーソンが望むようなものではなかった。第1ラウンド開始1分でアンダーソンがハイキックを放った後、ジンガノの目の負傷でテクニカルノックアウトが言い渡されたのだ。

UFCデビューを果たすスペンサーにとってアンダーソンとの試合は厳しい試練となる。しかし、アンダーソンから白星を挙げてアマンダ・ヌネスとのタイトル戦の機会を手にしたホリー・ホルムのように、ここで勝利できれば大きなチャンスにつながるかもしれない。
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