オクタゴンデビュー戦だったUFC 237でビビアン・アラウジョが成し遂げたことと言えば、2日前に知らせを受けて2階級上の試合に登場し、猛烈なストライキングでタリタ・ベルナルドを第3ラウンドでノックアウトしたことだ。今週末、Cerrado MMAに所属するアラウジョはアレクシス・デイビスとの女子フライ級マッチに臨む。
デビュー戦でのアラウジョは傑出していた。流れるようなストライキング、素早い動き、甚大なスピードアドバンテージは、アラウジョがケージに足を踏み入れていくつかのコンビネーションを放ち、ベルナルドとの試合に着手した瞬間から明らかだった。これで4連勝を決めた結果として32歳のアラウジョの前には非常に高いハードルがセットされたが、今回は完全なキャンプを整えてフライ級に移り、UFCにさらなる爪痕を残そうとしている。
一方、カナダのナイアガラ地域に生まれたデイビスはUFCに女子バンタム級が追加されたときからの選手であり、フライ級の真ん中にふみとどまってきた。ここ2戦は判定で落としているデイビスだが、フライ級では今夏にタイトルに挑むことになっているリズ・カムーシュを接戦の末に破るというスタートを切っている。
言うまでもなく、アラウジョが歴戦のベテランであるデイビスのような相手に対して初戦のようなパフォーマンスを披露できれば、タイトル争いにぐっと近づくのはもちろんであり、次回はより大きな試合が用意されるはずだ。
She's a STRAWWEIGHT!@ViviAraujoMMA wins her Octagon debut – at bantamweight – by KO! Wow! #UFC237 pic.twitter.com/j5phUibTXB
— UFC (@ufc) May 11, 2019
「彼女は“ストロー級”! @ViviAraujoMMAがオクタゴンデビューで――バンタム級で――KO勝利! ワオ!」