UFC 241:ワーシーがスミスを相手にTKO勝利!

UFC PPV コメント 試合結果
UFC 241:デボンテ・スミス vs. カーマ・ワーシー【アメリカ・カルフォルニア州アナハイム/2019年8月17日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 241:デボンテ・スミス vs. カーマ・ワーシー【アメリカ・カルフォルニア州アナハイム/2019年8月17日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間8月18日(日)、アメリカ・カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターを舞台にUFC 241が開催され、プレリムのトリを飾ったデボンテ・スミス対カーマ・ワーシーのライト級マッチはスミスがカウンターを狙ってきたところを打ち崩したワーシーがアッパーカットで仕留め、TKO勝ちを収めた。

【プレリム】
ライト級マッチ 5分3ラウンド
●デボンテ・スミス vs. カーマ・ワーシー○
1ラウンド(4分15秒)TKO


カーマ・ワーシー

「世界のトップに立った気分だ。今回の試合を受けるのをためらった。連絡があったとき、19パウンドオーバーだったんだ。3日半でそれだけの体重を落としたくはなかったからね。ジムを運営しているし、家族もいるし、デイケアに連れて行かないといけない赤ん坊の娘もいる。それらすべてを放置して、それでこれだ。だからこそ“神のプラン”だと言ったのさ。これ以上のプランはない。3週間前に戦って、ノックアウトで勝った後、ここに来て、誰と戦うでもなく、新星として活躍する大親友の1人と戦うんだ。彼は破壊者と向き合わないといけなくなったし、俺は試合に臨んで彼に切りつけた。そういうすべての栄光をかっさらったわけだ。俺はキングコングじゃないし、メガトロンでもないけど、俺との勝負になったら、殺すつもりでやってこないと、一瞬で俺にスキを作ってしまえば俺は殺すつもりでいく。俺はそうやって戦う。すべてをやっつけるつもりで戦っている。地元から、トップの1人をノックアウトするところまできたんだ。彼はもうすぐタイトルに挑戦するかもなんて話もあった。コナー・マクレガーが古株とやりたがっていると聞いた。俺は来月には33だ。まだそれほど年老いちゃいないけど、コナー・マクレガーにまだ対戦相手がいないなら、喜んで受けて立つぜ」


バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●ハファエル・アスンソン vs. コーリー・サンドヘイゲン○
判定3-0(27-30、27-30、28-29)


コーリー・サンドヘイゲン

「相手よりも自分の方が貪欲にやってきたと思っているけど、常にかなり賢く戦わないといけないとも思っている。とにかく試合に臨んで誰彼構わず滅多打ちにするような超動物的なところも自分らしさのひとつだけど、他の部分ではそのスタイルが自分のアートじゃないってことも分かっているし、とても効果的かつ計画的なものだから、常にバランスが大事ってことだ。今回は徹底的にいきたかったし、本気でチャンピオンベルトがほしい。だから、いつもやっているようにスマートにいきたかった。向こうは俺が何をやってくるのか正確に分かって臨んできたけど、何もできなかったし、それがすべてを物語っている。この階級には新しい顔が必要だろ。正直、自分がタイトル挑戦にふさわしいかどうかは分からないけど、俺以外にこの階級でセフードを打ち負かせるやつはいないと思っている。ちょっと違うやつが現れたってことさ。違うタイプのスタイルで、ゲームスタイルも違っている。トップ10は誰もが似たようなもの。俺はまったく違う。俺には俺にしかできないものがあって、それは唯一無二だ。エージェントに任せるよ。タイトル挑戦を与えられるかどうか。MMAにはいろいろありすぎるからな。1年も待ちたくないから、次が何であろうと受けて立つ」


ライト級マッチ 5分3ラウンド
●クリストス・ジアゴス vs. ドラッカー・クロース○
判定3-0(28-29、28-29、28-29)


ドラッカー・クロース

「今回の試合が、この後、でかいカードを組んでもらうのに十分だといいんだけどね。もう少しアクティブでいないといけない。最初のラウンドはちょっとさびついている気がした。最初にオクタゴンに入ったときに、コーチに言ったんだ。いつもと違うって。ウオームアップはしていたけど、最初はなんだか自分らしくなかった。第2ラウンドと第3ラウンドははまったから、そこから戦い始めないといけなかった。前回の試合で負けてしまって気持ち的にはジェットコースターみたいな感じで、もちろんちょっと涙したりもしたし、怒りもわいたりした。タフだった。第3ラウンドに背中を取られたときは時間が迫っているのが分かっていたから、残り時間はずっとそのポジションで相手をキープすべきだと思った。勝つしかないと分かっていると、勝つためならなんだってやる。今回の試合前はギレスピーとやりたいと言ったけど、今日の様子を見ると、もう少し時間が必要かもしれない。でも、その試合を与えてもらえるならやるつもりだし、どんな試合でも受けるつもりだ」


バンタム級マッチ<キャッチウェイト:140lbs/63.50kg> 5分3ラウンド
●マニー・バミューデス vs. ケイシー・ケニー○
判定3-0(28-29、28-29、28-29)


ケイシー・ケニー

「正直、グラップリングをやっていなかったことがあったかなと思うくらい。5歳のときに柔道を始めて、そこからずっとだ。彼のグラップリングは良かったし、全く軽視はしていなかったけど、自分のグラップリングがトップレベルだからね。もうずいぶん長いことやっている。誰が相手だろうと気にしない。世界のトップの人たちとやりあって、誰が相手でも自分のグラップリングが優れているのは分かっている。今日は向こうが20パウンド多かったわけで、自分はフライ級から145パウンドにしたんだ。彼は(バンタム級の)135パウンドを達成できず、5パウンドもミスした。計量前の深夜1時に向こうは143パウンドあって、それ以上は下げられないってさ。PIがなんとか140パウンドに落とした。俺はゲームがやりたいわけだからね。いくしかないだろ、他にどうしろってんだ。朝の時点で俺は136パウンドまで落ちていたし、(キャッチウェイトになると)分かってからはリカバリーし始めた。まだバンタム級に慣れているところだし、計量してから体調がすこぶる悪い。体重を戻すのも大変だったんだ。俺の今後は間違いなくバンタム級にあるし、体重を整えるのに少し苦労したけど、でも仕事は果たした。年内にもう一度戦いたい。カードも相手も大きい試合を2回やってUFCでは2勝無敗だ。初代LFAフライ級王者として、15勝0敗といえるから、もっとここでかきまわしたいし、バンタム級を乗っ取りたい。マディソン・スクエア・ガーデンで、ビッグネームとやらせてくれ」


【アーリープレリム】
女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
○ハンナ・シファーズ vs. ジョディ・エスキベル●
判定3-0(29-28、30-27、30-27)


ハンナ・シファーズ

「毎試合、かなり落ち着けるようになっているわ。2勝目を挙げられてうれしい。試合はほとんど考えていた試合の通りにいけた。レスリングとかその辺りが思っていたよりもちょっとトリッキーだったけど、ほとんどは計画通り。ジムとチームがたくさんサポートしてくれて、私がベストを尽くせるようにかなり力を注いでくれたの。UFCが許してくれるなら今年中にもう1試合したい。彼ら次第だけど、私は覚悟ができている」


バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○カン・ギョンホ vs. ブランドン・デイビス●
判定2-1(29-28、29-28、28-29)


カン・ギョンホ

「彼のふくらはぎへのケリはすごく良かった。ちょっとびっくりしたくらい。それに対応するためにいろいろと変更しないといけなかったしね。スプリット判定と言われたときはちょっとスコアカードに不安があった。あのふくらはぎのキックもあったし、ゲームプランの変更を強いられたっていうのもあったからね。今はオクタゴンに上がっても落ち着いていられるようになったし、ここで戦っているってことを楽しめている。ちょっと痛いこともあるけどね。当然、年末の韓国のカードに入りたい。バンタム級のランカーとやらせてもらいたい。自分の祖国だから、きっと最高だろうね」


女子フライ級マッチ 5分3ラウンド
○サビーナ・マゾ vs. シャナ・ドブソン●
判定3-1(30-25、30-25、30-24)


サビーナ・マゾ

「初勝利した今の気分は最高。いい気分だし、この先はもっと感じられるはず。良いスタートが切れたわ。他の試合では自分のグラウンドスキルをあまり信じられていなかっただけかも。格闘技を始めて最初にやったことのひとつがグラウンドゲームなのにね。ずっと柔術のトレーニングを積んできたから、もうちょっと自分のゲームを信頼しないといけなかったし、自信を持っていくべきだった。カリフォルニアで戦って負けたことがないと思うけど、どこでだって戦えるわ。ファンやトレーニングパートナーが応援しに来てくれたからうれしい。トレーニングを続けて戦い続けるわ。私はまだ若いし、まだまだ時間はあるから」
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