25歳のフェザー級ファイターであるモフサル・エフロエフは4月にUFCデビューを果たし、チェ・スンウをユナニマス判定で下して戦績を11勝0敗とした。これはイベント後にも人々の口に上るような鮮烈なデビューではなかったものの、エフロエフを囲んでいた評判の嵐が本物であり、今後この階級で注目すべきファイターであることは十分に示されている。
当初はマイク・グランディと2戦目同士のバトルに挑むはずだったエフロエフだが、グランディが負傷により欠場を余儀なくされたため、今週末は過去によく知る名であるリュー・チェン・ホンと対戦することになっている。
2人は4年と少し前、エフロエフのプロ2戦目で拳を合わせたことがあり、このときはエフロエフがユナニマス判定で勝利を上げていた。その後3戦で2敗を喫し、厳しい状況にあったリューだが、そこからはここ12戦で11勝を上げて見事な巻き返しを遂げている。
才能あふれるフェザー級で大きなインパクトを残したいと望むニューカマーにとって、フライアウェイ戦は常に状況を少し難しくさせる。だが、エフロエフには最有望株になれるだけのスキルが備わっており、来年にはランキング入りに向けてプッシュしていくはずだ。