ベン・ソソリはここ数年にわたってUFCヘビー級に近いところにいた。そんなソソリがUFCファイトナイト・ボストンでついに正式なオクタゴンデビューのチャンスをつかんでいる。
ジ・アルティメット・ファイター(TUF)シーズン28に参加していた29歳のソソリは、後にトーナメントウイナーとなるフアン・エスピーノにオープニングラウンドで敗れた。3月に白星を飾ってデイナ・ホワイトのチューズデーナイト・コンテンダーシリーズ(DWTNCS)シーズン3にラインアップされたソソリは、カナダ出身で無敗の期待株ダスティン・ジョインソンと対戦。しかし、この試合は開始2分でアクシデントによるアイポークを受けて無効となった。
UFC会長のデイナ・ホワイトはソソリに何らかの機会を与えることを約束しており、それが今回のメインカードでの出場につながった。対戦相手はグレッグ・ハーディだ。プロフットボール選手から総合格闘技(MMA)の世界に身を投じてまだ日が浅いながらも、ハーディはファイターとして急速な成長を遂げ、前回の試合ではフアン・アダムスを第1ラウンドで沈めている。
パワフルなオーストラリア人であるソソリがオクタゴンで印象的なやり方でハーディを片付けることができれば、すぐさまヘビー級のランク争いの一員となり、2020年にはさらに大きなチャンスが待っているだろう。