UFCファイトナイト・ノースカロライナ:タウンゼンド戦に挑んだベヴォン・ルイスがUFC初勝利

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・ノースカロライナ:ベヴォン・ルイス vs. デクアン・タウンゼンド【アメリカ・ノースカロライナ州ローリー/2020年1月25日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ノースカロライナ:ベヴォン・ルイス vs. デクアン・タウンゼンド【アメリカ・ノースカロライナ州ローリー/2020年1月25日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間1月26日(日)、アメリカ・ノースカロライナ州ローリーのPNCアリーナを舞台にUFCファイトナイト・ノースカロライナが開催され、プレリムのトリを飾ったベヴォン・ルイスとデクアン・タウンゼンドによるミドル級マッチはフルラウンドの末、ルイスに軍配が上がった。

【プレリム】
ミドル級マッチ 5分3ラウンド
○ベヴォン・ルイス vs. デクアン・タウンゼンド●
判定3-0(30-27、30-27、30-27)


ベヴォン・ルイス

「UFC初勝利を飾れて本当にうれしい。今回の試合の価値を落とすものは何もないし、勝ててうれしいけど、フィニッシュしたかったし、常にフィニッシュしたいと思っている。結局は狙っていた結果を出せたけどね。比較的に直前の試合決定だったから、少し相手の慎重に合わさないといけなかった。かなり期待されていたのは分かっているし、相手はベテランだから、ラウンドの終わりにどうすればいいのかは分かっていたはず。それほど差はなかったし、相手のボディショットが効いたし、こっちだっていけていると思っていた。すべてのラウンドを自分が勝ったのは間違いないと思っている。最初のラウンドの後にいろいろと調整しないといけなかったけど、速さもあったし強さもあった。彼を相手にクリンチで時間を費やしたくなかったんだ。最初のラウンドでケガしてしまって、曲がったのが分かった。誰にも見られていないことを願っていた。クリンチから左に切るときに何度か崩れてしまったけど、でもそれはしょうがないことだし、勝つためにやるべきことはやった」


フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○アーノルド・アレン vs. ニック・レンツ●
判定3-0(29-28、30-27、29-28)


アーノルド・アレン

「最高の気分だ。ランキングから落とされてしまったけど、いつも言っているように、勝ち続ければ何もかも良くなる。最初のラウンドはどっちに転んでもおかしくないと思ったけど、第2ラウンドと第3ラウンドは自分に自信が持てた。判定で勝ちを得られるだけのことは十分やった。ニックは基本的に、エメット対策としてやってきたことと完全に逆をいく相手だ。彼はワンパンチで押し通すタイプではないけれど、押しつぶしてこようとするだけの強力なレスラーだし、何よりベテランだ。こっちが予想していたことをすべてやってきたけど、打撃にはうれしい驚きもあったし、過去の数戦からかなりの部分を改善してきていた。フェザー級で連勝を続けているのに、プレリムの最終試合でもなければ、オクタゴンでインタビューを受けてさえいないけど、それは俺のせいじゃない。さっきも言ったように、勝ち続けていればいずれ向こうにチョイスはなくなるはずだ」


女子フライ級マッチ 5分3ラウンド
○ジャスティン・キッシュ vs. ルーシー・プディロヴァ●
判定3-0(30-27、30-27、30-27)


ジャスティン・キッシュ

「カムバックには最高の形だったわ。このスポーツから2年離れていたから。今回のキャンプはいろんなコーチについてもらったけど、今日のコーチたちが支えてくれてすべてがうまくいった。早い段階でケガをしてしまって、UFCパフォーマンス・インスティチュートでリハビリしたのがとても良かったと思う。中国やタイ、世界でトレーニングして学んだことを発揮できたし、今日の自分のパフォーマンスには本当に満足しているわ。もうちょっと相手がアグレッシブにくるかと思っていたから、自分のゲームプランはそれを中心に組み立てていたけど、調整してやるべきことをやった。これだけ長く離れていたから本当に圧倒されているし、すぐに戻るつもりはないけれど、戻ってこられて最高よ。UFCパフォーマンス・インスティチュートに心から感謝したい。本当によくしてもらったし、間違って取り組んでいたことや人生においてあらゆる局面で改善できる方法を学んだ。彼らがいなければこれはなし得なかったと思っている」


バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○モンテル・ジャクソン vs. フェリペ・コラレス●
判定3-0(30-26、30-25、30-26)


モンテル・ジャクソン

「もう少しやるべきことがあるけど、自分の力をしっかり見せられるようになってきたと思うし、この階級でちょっとは知られるようになってきたはず。相手がタフなのは分かっていたこと。あと少し微調整すれば、きっと倒せるだろう。フィニッシュしようとしてすべてを投げ出したくなかったから、結果には満足している。向こうが仕掛けてきた関節技はどれもそんなに決まっていなかったし、そういう場面を生かして休みながら、自分のテリトリーに持ち込んで、次の強打を狙えるように備えていた。とにかくやり続けるだけ。ベストを尽くして、改善できるところを改善する。今年はもっともっとやってみせるから、見ててくれよな」


女子バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○サラ・マクマン vs. リナ・ランズバーグ●
判定3-0(30-25、30-27、30-26)


サラ・マクマン

「実際よりも少し疲れているように感じていたかもしれない。トレーニングをどれだけハードにやっても、試合になれば重要性や緊急性がすべてだからアドレナリンが出てくるし、練習のときよりも疲れることになる。トレーニングはかなりしっかりやってきたし、ものすごくがんばった。リカバリーにもかなり集中して取り組んだわ。今回の試合に向けてはランニングと水泳に力を入れてきた。特に足に関して言えば最高のコンディショニングだったと思う。落ち着けるように取り組んでいるし、準備に力を入れているけど、ある場面でかなり良いボディショットを食らってしまったから、これ以上はあれを受けちゃだめだと思っていた。彼女はムエタイファイターだし、うまくて速いから、それに抵抗したくはなかった。今日はこれを味わいたいけど、UFCのことは分かっているつもりよ。楽な試合なんて用意してくれないし、それは私も同じように思っている。トップ5の相手とやりたい。誰だろうとノックダウンさせてみせる」


バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○ブレット・ジョーンズ vs. トニー・グレーブリー●
3ラウンド(2分53秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)


ブレット・ジョーンズ

「最後の勝利は2017年末で、それからしばらく試合に勝っていなかった。その前はみんなが俺を将来のチャンピオンだと言ってくれていたし、すごく気に入っていたけど、それからの700日は奇妙で勝てなかった。きつかった。かなり難しかった。勝利街道に戻ってこられたのはうれしいし、勝っただけじゃなくて、本当にすごい相手に打ち勝ったことがうれしい。確かに、彼はUFCに来たばかりだけど、間違いなく強い相手だ。向こうの打撃に押し込まれるときもかなりあったし、やばいこともあった。彼は将来のチャンピオンだと思うけど、自分のキャリアにとって今回の試合がどれだけ重要かは分かっていた。ここにいるのが好きだし、かなり恋しかった。自分のことを強いレスラーだと思っているし、彼が素晴らしいことは分かっていたし、向こうの方が打ち合いでは勝っていたと言えるかもしれないけど、レスリングにかけては俺がうまいんだってことを示したかった。今回の試合に向けて、たくさんの人が応援してくれたから、夢がかなった。ケガはしていないから、今年は少なくとも3回、できれば4回試合をしたい。地元の友達が結婚するんだ。だから、スタッグパーティー(結婚前に男性だけで集まるパーティー)には出たいと思っているけど、その後はいつでもいい。4月とかだと完璧かな」


フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○ハーバート・バーンズ vs. ネイト・ランドワー●
1ラウンド(2分43秒)KO


ハーバート・バーンズ

「最高の気分だ。自分のことを心から誇りに思う。ここに来るためのチャンスを手に入れるのに相当のハードワークが必要だった。前にも言ったけど、この階級の人たちに自分の力を見せつけて、かき回すためにやってきたし、今日はその最初のステップだ。これまでもUFCのセコンドについたことがあるし、2万5,000人が見ているような大きなイベントでも戦ったことがあるから、今回の試合でプレッシャーはまったくなかった。ジムでしっかり取り組んできたし、トレーニングも良かった。試合に臨んで自分のスキルを披露する準備はできていたと思っている。柔術を使いたかったんだけど、俺の打撃が過小評価されているから、そうじゃないことを示せたはずだ。常にフィニッシュを狙っている。それがスタンディングだろうとグラウンドだろうと関係ない。すべてはプレッシャーだ。出だしで向こうに俺のジャブが効いているのは分かったから、相手にプレッシャーをかけていかないといけなかっただけ。チョークはかなり深かったけど、自分で自分の首を絞めたくなかった。次が誰だろうと受けるつもりだけど、戦いたい相手はたくさんいる。チェイス・ホッパー、アミルカーニ、ライアン・ホールがダンスパートナーを探しているらしい。ヤツは自分がこの階級で最高のグラップリングだと言っているけど、どうなるかな」
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