【注目株】UFC 247:オースティン・リンゴ

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UFCファイトナイト・ノースカロライナ:オクタゴン【アメリカ・ノースカロライナ州ローリー/2020年1月25日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ノースカロライナ:オクタゴン【アメリカ・ノースカロライナ州ローリー/2020年1月25日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC via Getty Images)】
MMAのニックネームというのは必ずしもその人にぴったりとはいえないこともある。だが、オースティン・リンゴのニックネーム“ライツ・アウト”というのは彼にとてもよく合っている。

Fortis MMAに所属し、UFC 247 で同じく新顔のユーセフ・ザラルと対戦する25歳のフェザー級ファイターは、過去3戦を第1ラウンドのフィニッシュで勝利しており、試合時間は合わせて63秒だった。その上彼は負けなしのキャリア7勝のうち5勝で最初のラウンドが折り返す前に勝利している。つまり、打撃であれサブミッションであれ、彼はいつでも唐突に試合を終わらせることができるということだ。

LFAに参戦中は何人かのチームメイトたちのようにチャンピオンシップの高みには到達しなかったものの、それはむしろ彼があまりにも急速にランクアップしたためでもある。ベルトが空いたのは昨年4月のことで、8月に勝利した彼にUFCから声が掛かっていなければ、今頃はタイトル挑戦者になっていた可能性が高い。

ザラルも一流チーム(Factory X Muay Thai)所属のLFA出身者で、試合の早期決着を好むタイプであり、このファイトカードは初っぱなから爆発的な展開になりそうだ。

Fortis MMAが今や次々とエリートを送り出すトップジムだという認識がファンの間で浸透するにつれて、リンゴたちにはこれからますますスポットライトが当たっていくだろう。過去のチームメイトたちの活躍と彼らの素晴らしい記録を考えれば、この2人にはもっと多くの注目と期待が向けられてもいい。
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