【注目株】UFCファイトナイト・ノーフォーク:ブレンダン・アレン

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UFCファイトナイト・ボストン:ブレンダン・アレン vs. ケビン・ホランド【アメリカ・マサチューセッツ州ボストン/2019年10月18日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ボストン:ブレンダン・アレン vs. ケビン・ホランド【アメリカ・マサチューセッツ州ボストン/2019年10月18日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC via Getty Images)】
ブレンダン・アレンはLFAミドル級のタイトルを手にした経験のあるUFCファイターたちの一人だ。これまでにマルクス・ペレス、エリク・アンダース、アンソニー・ヘルナンデス、そして元暫定チャンピオンのイアン・ハイニッシュらが最も優れた地方プロモーションの一つでの成功をオクタゴンでのバトルにつなげてきた。

Roufusportに所属するアレンは昨年夏に行われたデイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズでアーロン・ジェフリーに見事な第1ラウンドサブミッション勝ちを収め、ロースターに自らの場所を獲得している。しかし、人々の注目を大きく集めたのは、それから3カ月後に行われたプロモーショナルデビューでケビン・ホランドをチョークで仕留めた試合からだ。オクタゴンで3連勝中のファイターを初登場の選手がサブミッションで落とす展開はそれだけで十分に印象的だが、ホランドが同じくグラップラーのエリック・スパイスリーの代役に急に決まっていたことや、アレンがこの試合の序盤2分で負った額の厄介な切り傷を抱えながら戦っていたことを踏まえれば、この24歳のミドル級ファイターから感銘を受けないでいることの方が難しい。

今、5連勝の波に乗るアレンは今週末に自分と同じく新星のトム・ブリーズが2年近くの空白を経てケージに戻って来るのを迎え入れ、再び周囲に印象づけるチャンスを手にしている。2016年半ばにキャリア唯一の敗北を喫したブリーズはほぼ2年後にミドル級に戻って来ると、ダニエル・ケリーを第1ラウンドで倒したものの、それ以来は戦いの現場から遠ざかっていた。
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