【注目株】UFCファイトナイト・ノーフォーク:ショーン・ブレイディ

UFCファイトナイト
UFCファイトナイト・ボストン:コート・マクギー vs. ショーン・ブレイディ【アメリカ・マサチューセッツ州ボストン/2019年10月18日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ボストン:コート・マクギー vs. ショーン・ブレイディ【アメリカ・マサチューセッツ州ボストン/2019年10月18日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC via Getty Images)】
無敗のショーン・ブレイディは地元でかなり印象的な3年を送り、昨年の秋にUFCデビューを果たした。

2017年の初頭以降、ダニエル・グレイシー柔術の黒帯であるブレイディは5勝0敗の中で3回のフィニッシュを決め、CFFCウェルター級タイトル戦で勝利したのみならず、防衛戦に2度成功している。また、元ジ・アルティメット・ファイター(TUF)勝者のコルトン・スミスには判定勝ちを収め、LFAではメインイベントでギルバート・ウルビナを下している。昨年10月に初めてオクタゴンに足を踏み入れた際、ブレイディはその勢いをキープして堅牢なベテランのコート・マクギーを相手にユナニマス判定で勝利した。

現在27歳のブレイディは自分と同じウェルター級の有望株であるイスマイル・ナウルディエフとの対戦でプロとして12連勝を決めることを目指している。

ブレイディはマクギー戦で早めにしかけたものの、最終ラウンドではマクギーが反撃に転じている。とは言え、そのように勢いを失うのはオクタゴンに初めてやってきたファイターには予測されることであり、特にマクギーのような苛烈なファイターが相手であればなおのことだ。手の素早さと硬い打撃、そして上昇するポテンシャルをこの試合で示したブレイディがUFCファイトナイト・ノーフォークでナウルディエフとのバトルでもそれを続けられれば、再び勝利を飾って今後さらに階級内ではしごを上っていくことが期待できる。
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