“シュガー”ショーがついに戻って来る!
最後に登場してから2年と数日、ショーン・オマリーが長らく待たれた、そして、何度も延期されたケージ復帰を今週末に果たす。UFC 248のプレリムラストの試合でオマリーの対戦相手を務めるのはホセ・キノネスだ。モンタナ出身で25歳のオマリーはデイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズの第1シーズンにブレイクしてからUFCで2勝0敗を記録したのを含め、プロとして10勝0敗をマークしている。総合格闘技におけるトッププロスペクトの一人だと広く認識されているオマリーはそう遠くない未来にタイトル挑戦者となることが確実視されているファイターだ。
今週末に組まれたキノネスとの一戦はパーフェクトで魅力的な一戦になるだろう。
29歳で元ジ・アルティメット・ファイター・ラテンアメリカのファイナリストであるキノネスは過去6戦でディエゴ・リベラや石原暉仁、カルロス・フアチンらから勝利を挙げたのを含め、5勝1敗をマークしている。その成果によってバンタム級の中団で力を証明したキノネスは鋼のように頑強な選手であり、オマリーが無敗の記録を保持して高みへと上り続けるには大きな仕事が待ち受けている。
容姿とパーソナリティ、カリスマが、無敗の記録や3年前の夏にアルフレッド・カシャキヤンに一本勝ちした際のUFC会長であるデイナ・ホワイトのお墨書きと相まって、オマリーには将来のスターに必要な要素が全て備わっている。UFC最初の2戦ではテリオン・ウェアとアンドレ・スーカムタスをユナニマス判定で退け、良い形できていたが、今のオマリーとその立ち位置には不在の期間があったことや他の若手が台頭してきつつあることで疑問が持たれている。
今回の試合は2年の不在の間に自身をさらに駆り立て、スキルを磨き、さらに印象的なプロスペクトになったことを証明するチャンスだ。ショーマンとしての評価をすでに得ていることを踏まえれば、オマリーが強烈な印象を残すことに十分期待できるだろう。
【注目株】UFC 248:ショーン・オマリー
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