UFC 258:アンソニー・ヘルナンデスがヴィエラに一本勝ち

UFC PPV コメント 試合結果
UFC 258:ホドルフォ・ヴィエラ vs. アンソニー・ヘルナンデス【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2021年2月13日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 258:ホドルフォ・ヴィエラ vs. アンソニー・ヘルナンデス【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2021年2月13日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間2月14日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのUFC APEXを舞台にUFC 258が開催され、プレリムのトリを飾ったミドル級マッチはアンソニー・ヘルナンデスがホドルフォ・ヴィエラからタップを引き出し、ギロチンチョークによる一本勝ちを収めた。

【プレリム】
ミドル級マッチ 5分3ラウンド
●ホドルフォ・ヴィエラ vs. アンソニー・ヘルナンデス○
2ラウンド(1分53秒)サブミッション(ギロチンチョーク)


アンソニー・ヘルナンデス

「自分の実力を示すことができてうれしく思う。第1ラウンドは少し苦戦したけど、焦ることなく戦い抜くことができたと思う。相手が打撃ではなくレスリングで試合をしてくると思っていたから、相手のテイクダウンをディフェンスできた瞬間から俺は攻撃のギアを入れた。第1ラウンドで手を折ったと思ったので、エルボーを中心とした攻撃に変えたんだ。まだ手の感覚はないよ。今後も誰とでも試合できると思っている」


ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○ベラル・ムハマッド vs. ディエゴ・リマ●
判定3-0(30-27、30-27、30-27)


ベラル・ムハマッド

「COVIDの影響で組まれていた試合がキャンセルになったこともあり、今回は長めのキャンプになった。レッグキックからのダメージは大きかった。練習でこれ以上の痛みを経験しているからね、何とか耐えることができた。もちろんフィニッシュを決めたかったけど、自分のプラン通り立ち上がりから勢いよく攻めて相手を圧倒できたから問題はない。課題も多く残る試合だったとは思うけど、その分、次の試合でより一層うまくなってみせる。リー・ジンリャンに対して個人的な恨みがあるわけではなく、ただ奴がランキングで俺より上位にいるから対戦を申し込んだまでだ。2021年が終わるまでにはウェルター級ランキングトップ5には入りたい」


女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
○ポリアナ・ヴィアナ vs. マロリー・マーティン●
1ラウンド(3分18秒)バーバルサブミッション(アームバー)


ポリアナ・ヴィアナ

「本当にうれしいわ。また一本勝ちできたことで私の柔術の鋭さを見せられたと思うけど、スタンディングだっていいのよ。もう少し力を見せたかったんだけど、関節技が決まったし、満足している。最初からこれがゲームプランだったの。正直、彼女にテイクダウンを仕掛けられると思っていた。あんなにもあっという間にチャンスをくれるなんて思っていなかったけど、それも私の戦略のひとつだったの。私の柔術はどんどん進化している。私が柔術を始めたことはみんな知っていると思うけど、リオデジャネイロに引っ越してから、私のマインドはもっとポジションを取ったり、テクニックを増やしたりすることに向けられている。グラウンドゲームをもっともっと改善しているところ。できるだけ早く戻ってきたい。今は特に誰かが思い浮かんでいるわけじゃないけれど、誰が相手になろうとも、もうすでに準備はできているわ。ケガはしていないから、相手と日時を言ってくれれば準備万端よ」


キャッチウェイト(140lbs) 5分3ラウンド
●アンドレ・イーウェル vs. クリス・グティエレス○
判定3-0(26-30、28-29、27-30)


クリス・グティエレス

「本当にいい気分だよ。チームメイトであり親友でもあるジョナサン・マルティネスの仇を討って、また勝利することができた。小さなこぶや痣ができて試合を立ち去るのは良い気分だけれど、最終的に勝利を手に入れられた。助かったよ。だってジョナサンと俺は一緒にトレーニングしているし、お互いのことをある程度知っているから、戦い方も何が効いたのかも正確に知っている。彼のスタイルを少しだけ自分に取り入れた。見ての通り、それが成功した。相手の足を奪いたかったけれどとにかく手足がすらっとしていてとても長い。自分よりも8インチ長いリーチを持っているので忍者のような技が必要だった。ファクトリーXには世界最高のコーチと最高のチームメイトがいるから、ゲームプランを考えてそれを実行することができた。これからも続けていきたい。可能性は無限大だ。俺はただその梯を上り続けて、前進し続けようとしている。それだけが望みだ」


【アーリープレリム】
ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○ゲイブリエル・グリーン vs. フィリップ・ロウ●
判定3-0(30-27、29-28、29-28)


ゲイブリエル・グリーン

「最高の気分だよ。フィニッシュを確実にすべきだった。足を狙ったんだ。俺はたぶん局所を狙っていく方が慣れているんだろうな。ケリを入れていたから、試合を止めにくるだろうと思ったんだけどね。相手はもう歩けなさそうだったし・・・。自分の手で仕留めるべきだった。だから、ちょっと・・・自分にがっかりしているとまでは言わない。勝ったことには満足しているけど、もっとうまくやるべきだった。レッグキックについては話し合っていたし、俺は足を狙っていくのが好きだ。前回の試合では十分にそれができなかったから、今回はもうちょっと多くやろうと思っていたけど、それがゲームプランの重要な部分だったわけじゃない。うまくいっているみたいだったし、何度か蹴り込んでいったら効いていたから、もっとやろうかなと思ったんだ。2021年の目標はできるだけ多くの試合に出て、できればケガすることなく、俺にやるべき唯一のキャンプを完全にやり切ること。今回の試合でだんだん調子が出てきた。正直に言うと2週間くらい前からうまくはまり始めて準備万端だと思えていたから、ここから上がっていくだけさ。たぶん火曜日にはジムに戻るかな。声がかかった時のためにすぐに準備を整えるよ」

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