UFCファイトナイト・ラスベガス24:アルロフスキーがシャーマンを下して勝利街道復帰

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・ラスベガス24:アンドレイ・アルロフスキー vs. チェイス・シャーマン【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2021年4月17日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC)】
UFCファイトナイト・ラスベガス24:アンドレイ・アルロフスキー vs. チェイス・シャーマン【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2021年4月17日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC)】
日本時間4月18日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのUFC APEXを舞台にUFCファイトナイト・ラスベガス24が開催され、アンドレイ・アルロフスキーとチェイス・シャーマンの一戦はフルラウンドの末にアルロフスキーがユナニマス判定で勝利を手にした。

【メインカード】
ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○アンドレイ・アルロフスキー vs. チェイス・シャーマン●
判定3-0(29-28、29-28、29-28)


アンドレイ・アルロフスキー

「今回、直前のオファーでオクタゴンに上がるチャンスを与えてくれたデイナ・ホワイト、UFC、マッチメーカーに改めて感謝したい。2月20日に起きたことで悩んだけど、今回のような機会を与えてくれて本当にうれしい。みんなが望んでいるような、UFCが望んでいるようなパフォーマンスはできなかったけれど、少なくとも勝利できたし、次はもっとうまくやる。最高の気分だ。第1ラウンドにチェイスがかなりアグレッシブにきてタフだったから、自分のゲームプランを実行できなかった。右のジャブを何発か食らったし、第1ラウンドにやるべきことを3ラウンドを通してもできなかったけど、勝利は勝利だ。家族、妻、母、かわいい子供たちが待っているから早く家に帰りたい。このあとは少し家族と時間を過ごすつもりだ」


ミドル級マッチ 5分3ラウンド
●アブドゥル・ラザク・アルハサン vs. ジェイコブ・マルクーン○
判定3-0(27-30、27-30、27-30)


ジェイコブ・マルクーン

「外からの影響を無視しないといけないと思っていた。自分を信じて自分らしく、何も変えずにやってみたらうまくいったんだ。この1週間、コーチが勝つために一番いい方法と、勝つために最も簡単な方法を実行しないといけないんだってことを教えてくれた。勝利への最も簡単な方法は最も賢い方法だ。もちろん、俺はファイターだから、意味があれば頭を殴りたいと思っている。何でもかんでも打ち込んでテイクダウンを取って、という風には思っていないけど、やらなきゃいけない場面もある。相手はとても危険だし、アブドゥルはいろんなヤツをノックアウトしてきているから、とにかく攻めてベストな方法で勝ちにいかないといけなかった。俺がレスラーだと思っているなら、次に戦うときはボクシングをやりたい。単に“こいつはレスリングだけだ”なんて言われるようなヤツじゃない。レスリングだけじゃなく、バランスの取れたファイターなんだ。コーチからは、俺が満足していると、“これはまだ40%だ”と言われたから、まだまだがんばらないと。前進し続けたい。自信じゃなくて経験値を高めようとしてくれている。まだそれほど経験がない。それがとても重要なこと。自分の頭の中にもある。オーストラリアからコーチが来てくれて、2週間も隔離されているんだから、彼らのためにもやらないと、と思っていた。正直、自分のためというよりは彼らのためにやらないといけなかった。彼らが打ち込んでいる仕事がすべて正しいってことを証明する必要がある。今のところ、コーチたちは俺からそれほど多くの経済的な利益を得ているわけじゃないから、俺は彼らが注いでくれたハードワークの正当性を証明するために必死にがんばっている。心の底から本当に感謝している。ロバート・ウィテカーと俺は一緒にトレーニングしていて、お互いに気を使ってもいる。トレーニング中は常に親友というわけじゃない。でも、彼の試合の一部として自分を連れてきてくれているし、彼のそばにいるだけで多くの経験を積んで学ぶことができているから彼にも感謝している。このあと出てくる選手たちに期待している。ここにはファンのために来たんじゃないし、何かのために来たわけでもない。戦って、勝って、自分のブランドを確立し、他の選手たちのように俺もここにいるべきだということを証明するために来たんだ」


女子フライ級マッチ 5分3ラウンド
○トレイシー・コルテス vs. ジャスティン・キッシュ●
判定2-1(29-28、28-29、30-27)


トレイシー・コルテス

「かなり自信を持って試合に臨んだ。とても落ち着いていけたわ。私には素晴らしいチームがついていてくれるし、今回のファイトキャンプの進み方は完璧で不満はない。今日の自分のパフォーマンスにはとても満足している。思い通りにスタンディングでいけたし、そうしたいと思ったタイミングでグラウンドでも戦えたから満足よ。辞めるつもりはないわ。気持ちがあるし、もし倒されても立ち上がる。落ち込んだままなんていうタイプじゃない。私を止めたければ殺すしかないかもね。私は絶対にダメにならない。彼女がタフな相手になることは分かっていた。パンチを食らっても一歩も引かないし、試合では一歩も引かないだろうと思っていた。タフだけどいい試合になるだろうって。今年はあと2回か3回は試合したい。アクティブでいたいの。もちろん、健康でいて、ファイトキャンプがうまくいき、コーチとか・・・いろんなことがうまくいけば今年の終わりにはトップ5にランクインしていたい。少なくともトップ15入りまであと数試合というところに来ているはず。そうならない理由はないわよね。あと3試合か4試合あればトップ5になれると思っている」


ライト級マッチ 5分3ラウンド
○ルイス・ペーニャ vs. アレックス・ムニョス●
判定2-1(28-29、29-28、29-28)


ルイス・ペーニャ

「最高の気分だ。最初のラウンドは10カ月の休養から来る不安を解消するために使ったけど、試合が進むにつれて自分のリズムやグルーブを感じられるようになった。慣れるまでにもう少し時間があれば、毎回、バイオレント・ボブ・ロス(ペーニャの愛称)をお見せできるはずだ。準備はバッチリ。走り出す準備は整っている。アレックスはタフな相手だ。何事にも一生懸命だし、彼のレスリングは本当にすごい。ものすごく強い人だし、彼を引き離すのは大変だったけど、たぶん自分が成長できているからだと思う。まだ若いし、ストレングスのトレーニングをして強くなればもっと成長できるし、あんな風なことを俺に仕掛けてくるのは難しくなるだろうね。正直に言うと、第2ラウンドで手を骨折したんじゃないかと思う。それでも、全力でスイングした。すべてを尽くしてやりきったと思っている。自分がここに来た目的を成し遂げられたはず。相手に対してできる限りのことはできたと思う。バイオレント・ボブ・ロス(VBR)に戦う喜びを感じさせれば最も危険なVBRになるぜ! 2ラウンド目に手を骨折していなければ、フィニッシュできていたような気がする。第3ラウンドにもクロスを打って、“もう二度とできないかも”と思ったからね。調整しないといけなかったけど、それでも相手には来るぞと思わせたかったし、フェイントをかけて上から肘を打っていった。実際には手を骨折したあとのエルボーで相手の頭のトップをカットしたんじゃないかと思う。ケージの中では全体的に落ち着いていけたはず。笑顔にもなれたしね。どこであろと良い時間を過ごせた。休んでいろいろと癒えたら、もっと上達したい。自分が本当にやりたいのは向上心を持ち続け、成長し続け、楽しい試合をし続けること。この勢いを維持してトップ15、トップ10と駆け上り、最終的にはタイトル獲得を目指していきたいと思っている」

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