UFCファイトナイト・ラスベガス27:激しい打ち合いを制すはフォント、ガーブラントは連勝ならず

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・ラスベガス27:ロブ・フォント vs. コーディ・ガーブラント【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2021年5月22日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC)】
UFCファイトナイト・ラスベガス27:ロブ・フォント vs. コーディ・ガーブラント【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2021年5月22日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC)】
日本時間5月23日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのUFC APEXを舞台にUFCファイトナイト・ラスベガス27が開催され、メインイベントでバンタム級マッチに挑んだロブ・フォントとコーディ・ガーブラントの一戦はフルラウンドの末にフォントがユナニマス判定での勝利を手に入れた。

【メインイベント】
バンタム級マッチ 5分5ラウンド
○ロブ・フォント vs. コーディ・ガーブラント●
判定3-0(48-47、50-45、50-45)


コーディ・ガーブラント

「もちろん、見てみないといけないけど、(判定は)正しいと思った。最初のラウンドを自分が取ったかどうかは分からなくて、自分的には落としたように感じていたけど、それ以降はすべてのラウンドを取れたと思う。関節技も決まりそうだったしね。すべてスムーズだった。過去に戻り、ミスを修正して良かった点を生かす必要がある。いい感じだったよ。最初の2ラウンドは相手が何度もテイクダウンを狙ってきていたと思う。オーバーフックとプレッシャーで調整し、そこからはすべて打撃で勝負だ。彼は何度か良いパンチを放っていたけれど、こっちはクリーンなパンチを受けないようにして自分を律することに徹したんだ。とにかく相手をレンジにとどめておくようにした。俺たちはそれをABCレンジと呼んでいる。相手をAにとどめ、自分はCにとどまり、Bレンジにはあまり長くいないようにした。Bレンジに入ると打たれてしまう。だから戻れないから安全圏にとどまる必要があったし、できるだけ相手を遠ざける必要もあった。とにかく自分を律してコーチの言うことを聞き、あまりフィニッシュを狙わないようにしていた。でも今回はちゃんとできたし、指示も聞けていた。向こうがあまり打ってこないつもりだというのが分かった。テイクダウンのタイミングは完璧で、相手がテイクダウンを狙ってくると、グラウンドにいきたがっているんだろうなと考えていたけど、でも彼はただテイクダウンして俺を抑え込み、パンチを打ちたかっただけのようだ。それはうまくいっていた。今回の勝利はでかい。初めてのメインイベントで、大きなチャンスだったし、見事な合格と言えるんじゃないかな。正直、自分には分からなかった。何ラウンド目かと効かれても分からない。流れに身を任せていた。心臓の動きがとても良く、打撃も受けたけど、一度でも打撃を受けるとカーディオが徐々に低下し始めると言われていても、それでも自分はいい感じだと思っていた。ただ、それがどのラウンドなのかが分からなかった。とにかく耳をすませてジャブを打ち続けるしかないと思っていた。今は家に帰って家族や友達、チームのみんなと一緒に過ごし、それからジムに戻りたいと思っている。今回の相手を倒したわけだから、これからはモンスターばかりが相手になるだろうね」


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