UFCが7月に再びロンドンへ

UFC
UFCファイトナイト・ロンドン:アレクサンドル・ボルコフ vs. トム・アスピナル【イギリス・ロンドン/2022年3月19日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC)】
UFCファイトナイト・ロンドン:アレクサンドル・ボルコフ vs. トム・アスピナル【イギリス・ロンドン/2022年3月19日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC)】
世界で最高峰の総合格闘技(MMA)団体であるUFCは、現地7月23日(土)にイギリス・ロンドンを再訪し、O2アリーナでイベントを実施する。UFCは3月にイギリスで3年ぶりのイベントとなるUFCファイトナイト・ロンドン:ボルコフ vs. アスピナルを開催しており、満員御礼となる1万7,000人の観客を迎えた。UFCのイギリス帰還が成功を収めたのを受け、ロンドンで今年2回目のイベントが行われる運びとなっている。

ロンドンは常に、画期的なUFCイベントの舞台だった。今年にはUFCの歴史上で最も印象的なものの一つに数えられるファイトナイトが行われている。UFCファイトナイト・ロンドン:ボルコフ vs. アスピナルはUFC史上最高の興行収益を上げており、これはO2アリーナで行われた単独のスポーツイベントにおける最高興行収益でもあった。数々の傑出したパフォーマンスがファンを歓待し、この日決まった9つのフィニッシュのうち、6つは地元イギリスのファイターたちが成し遂げたものだった。

中でも、イギリスのUFCヘビー級ファイターであるトム・アスピナルは生涯最高のパフォーマンスを見せている。アレクサンダー・ボルコフと大接戦を繰り広げたアスピナルはサブミッションでこの試合を制し、UFCにおける無敗の記録を維持するとともに、4度目の技能賞(パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト)に選ばれた。セミメインイベントではアーノルド・アレンがニュージーランドのダン・フッカーをTKOで下し、フェザー級における自らの足場を固めている。

新星パディ・ピンブレットは地元ファンの前でカズラ・バーガスを相手にサブミッション勝ちを収めた。モリー・マッキャンがノックアウト・オブ・ザ・イヤーを争うほどのパフォーマンスを披露した一方、ムハンマド・モカエフはUFCデビュー戦で勝利を飾り、ポール・クレイグは強烈な形で白星を挙げている。この夜、UFCのイギリス勢は新たな高みに達したのだ。

UFC会長のデイナ・ホワイトは3月に次のようにコメントしていた。

「われわれがイギリスで見てきた中で、史上最も優れた才能たちだ。この夜は、私に活力を与え、イギリスで試合を行うことがどういうことなのかを思い出させた。われわれは今年、ここに戻ってくる」
Facebook X LINE

オクタゴンガール
オフィシャルショップ
FANTASY