注目の対戦カードと共にUFCがシャーロットへ帰還

UFCファイトナイト 対戦カード
UFC 284:オクタゴン【オーストラリア・パース/2023年2月12日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 284:オクタゴン【オーストラリア・パース/2023年2月12日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCがアメリカ・ノースカロライナ州シャーロットに帰還する。2018年以来となるこのイベントの大トリでは、ヘビー級ランキング9位のジャルジーニョ・ホーゼンストライクがランキング12位のジェイルトン・アウメイダを相手に、新たなKOを決めることを狙う。また、ライトヘビー級ランキング5位のアンソニー・スミスとランキング7位のジョニー・ウォーカーの試合は、火花散る激戦となること間違いない。

UFCファイトナイト・シャーロット:ホーゼンストライク vs. アウメイダは日本時間2023年5月14日(日)にノースカロライナ州シャーロットのスペクトラム・センターで実施される。

ヘビー級のノックアウトアーティストであるホーゼンストライク(13勝3敗、スリナム共和国パラマリボ)は2023年最初の試合を記憶に残るものにすることを目指している。元プロフェッショナルキックボクサーのホーゼンストライクはMMA(総合格闘技)での13勝中、12勝をノックアウトによって獲得した。元UFCヘビー級チャンピオンのジュニオール・ドス・サントスやアンドレイ・アルロフスキー、アリスター・オーフレイムにも強烈な勝利を決めているホーゼンストライク。ランキングを上り続けるアウメイダの歩みを止め、自らのタイトル争いを前に進めることが今回の狙いだ。

アウメイダ(18勝2敗、ブラジル・バイーア州サルバドール)を今のUFCの中でトップクラスの有望株だと見る者は多い。とてつもないアスリートであるアウメイダは、これまでに勝利を審判の判断に委ねたことがなく、ダニーロ・マルケス、パーカー・ポーター、シャミル・アブドゥラヒモフを倒したことで一気に注目を集めるようになった。アウメイダのMMAキャリアで最も重要な試合となるこの一戦で、UFC無敗の記録を維持できるかに注目だ。

ファンからの人気が高いスミス(36勝17敗、アメリカ・ネブラスカ州オマハ)は、再び必見のパフォーマンスを披露すべくオクタゴンに戻ってくる。驚異のフィニッシュ率94%を誇るスミスは、ラシャド・エバンス、マウリシオ・フア、アレクサンダー・グスタフソンらを制する中で、UFCロースターの中でも最もエキサイティングなファイターの一人としての地位を確立してきた。今、スミスはウォーカーとの試合も、その見事なキャリアの1ページとしようとしている。

同じく爆発的なパフォーマンスを継続しようとしているのが、ブラジル・リオデジャネイロ州リオ・ダス・オストラスからアイルランド・ダブリンに活動拠点を移したウォーカー(20勝7敗)だ。ノックアウト16回、サブミッション3回をマークしてきたウォーカーのフィニッシュ率は、こちらも圧巻の95%であり、17試合に関しては第1ラウンドで終わらせている。またしても素早く勝敗を決することができれば、スミスを追い越すことができるはずだ。

他には下記のような対戦カードが含まれる。

ウェルター級マッチ:イアン・マシャド・ギャリー vs. ダニエル・ロドリゲス
女子ストロー級マッチ:マッケンジー・ダーン(ランキング7位) vs. アンジェラ・ヒル(ランキング13位)
ライトヘビー級マッチ:カーロス・アルバーグ vs. イーホル・ポティエリア
ウェルター級マッチ:ティム・ミーンズ vs. アレックス・モロノ
ウェルター級マッチ:ブライアン・バトル vs. ゲイブ・グリーン
ウェルター級マッチ:マット・ブラウン vs. コート・マクギー
バンタム級マッチ:コーディ・ステーマン vs. ダグラス・シウバ・ジ・アンドラージ
女子バンタム級マッチ:ジェシカ・ローズ・クラーク vs. タイナラ・リズボア
女子フライ級マッチ:キム・ジヨン vs. マンディー・ブーム
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