年内のコナー・マクレガー復帰戦に期待するホワイト会長

UFC 対戦カード
UFC 264:ダスティン・ポワリエ vs. コナー・マクレガー【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2021年7月10日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC)】
UFC 264:ダスティン・ポワリエ vs. コナー・マクレガー【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2021年7月10日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC)】
UFCファイトナイト・ラスベガス73:ダーン vs. ヒルが閉幕した後、UFC会長のデイナ・ホワイトは記者会見で幅広いトピックについて語った。その中にはコナー・マクレガー復帰が2023年中に実現されることへの“期待”が含まれている。

ホワイト会長は記者会見の最初に、“しびれるような”メインイベントについて、そして、試合の半分がフィニッシュで終わるという興奮のファイトナイトに出場した選手の中で、誰がパフォーマンスボーナスを手にするのかについて語っている。

スケジュール変更の上で今回のメインイベントを飾ったマッケンジー・ダーン対アンジェラ・ヒルについて、ホワイト会長は「今夜のメインイベントに移した試合のことは本当にうれしく思っている」と話し、ダーンの印象的なスタンドアップゲームが過去2回のメインイベントから大幅な進化を示し、グラウンドゲームも向上していることに触れ、それらとアンジェラ・ヒルのハートが相まって、今回のメインイベントが“明白な敢闘試合賞”だとつけ加えた。

ホワイト会長はマイケル・チャンドラーとの対戦に期待高まるコナー・マクレガーの復帰については“進行中“であるとし、この試合が2023年中に実施されることに“期待を持っている”と述べている。2人がコーチを務めるジ・アルティメット・ファイター(TUF)シーズン31は現地時間5月30日(火)に『ESPN』と『ESPN+』でプレミア公開される。

また、ホワイト会長は報道陣のリクエストに応じて、7月に行われる予定のBMF(バデスト・マザー・ファッカー)タイトル戦や、アルジャメイン・スターリング対ショーン・オマリー、カマル・ウスマン対ハムザト・チマエフ、ミドル級のショーン・ストリックランド対パウロ・コスタなどについてもコメントした

次のBMFタイトル戦はアメリカ・ユタ州ソルトレイクシティを舞台とするUFC 291で、ライト級のレジェンドであるダスティン・ポワリエとジャスティン・ゲイジーによるメインイベントの5ラウンドマッチとして行われる。

マサチューセッツ州ボストンでショーン・オマリーを相手に新たなタイトル防衛に挑む予定だったアルジャメイン・スターリングは、8月のイベントに向けた準備が整わない可能性があると発言し、物議を醸していた。ホワイト会長はスターリングの代役が必要になった場合の候補として連絡をしてきたファイターを見事に当てた報道関係者に100ドルを提供。正解である元2階級王者ヘンリー・セフードの名が挙がるまで、ほとんど時間がかからなかった。

カマル・ウスマンとハムザト・チマエフの試合というアイデアについて、ホワイト会長はキャッチウェイトを好まないことを明かし、その試合はウェルター級とミドル級のいずれかで実施される必要があると話している。
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