ROAD TO UFCシーズン2準決勝を前にUFCフライ級ファイター、ス・ムダルジ、平良達郎、パク・ヒョンソンが展望予想!

ROAD TO UFC
UFC 290:公式計量セレモニーに登場した平良達郎【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2023年7月7日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 290:公式計量セレモニーに登場した平良達郎【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2023年7月7日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC via Getty Images)】
2023年7月13日発行
UFCプレスリリース




世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体であるUFC®(Ultimate Fighting Championship)は8月26日(土)にアジア圏のプライムタイムにUFCフェザー級ランキング2位につける元王者のマックス・ホロウェイと、同7位の“ザ・コリアンゾンビ”ことジョン・チャンソンが激突する好カードをメインイベントに、『UFC®ファイトナイト:ホロウェイ vs. ザ・コリアンゾンビ』を開催し、翌27日(日)には同じくシンガポール・インドア・スタジアムにて『ROAD TO UFC シーズン2』の準決勝を開催いたします。『ROAD TO UFC シーズン2』はアジア全域から集結した最も才能あるMMAアスリートがUFCとの契約をかけて競い合うトーナメント戦で、フライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級の4階級で熱戦が繰り広げられています。

中でも、フライ級はアジア出身選手の活躍が目覚ましく、『ROAD TO UFC シーズン2』を制してUFC契約を手にするアスリートにも、先輩ファイターたちと肩を並べ、あるいはそれ以上の活躍が期待されています。今回、すでにUFCの舞台でランク入りを果たすス・ムダルジ(ランキング12位)、先のUFC 290で今後のキャリアに重要な1勝をもぎ取った平良達郎、『ROAD TO UFCシーズン1』で優勝してUFCとの契約を勝ち取った“先輩”のパク・ヒョンソンが、『ROAD TO UFC シーズン2』フライ級準決勝の展望についてコメントを寄せており、彼らもまたアジアから世界に飛び出そうとする若きアスリートたちに注目している様子がうかがえます。

去る5月27日28日に中国のUFCパフォーマンス・インスティチュート上海にて実施した『ROAD TO UFCシーズン2』の1回戦では各階級4名が準決勝に駒を進めました。準決勝の勝者が決勝戦へと進み、UFCとの契約をかけて対戦することになります。

フライ級(56.7kg以下)
鶴屋怜(日本) vs. マーク・クリマコ(フィリピン)
ジー・ニウシュイエ(中国) vs. チェ・ソングク(韓国)



【UFCフライ級ランキング12位 ス・ムダルジ(16勝5敗、中華人民共和国・四川省)】

「トーナメントに出場するフライ級の選手に注目している。鶴屋怜は若いけれど、レスリングとBJJ(ブラジリアン柔術)の才能にあふれている。彼はファイナリスト(決勝進出)に大きなチャンスがあると思う」

「ジー・ニウシュイエはチームメイトで、彼の次の対戦相手は、同じくチームメイトであるチウ・ルンと対戦経験のあるチェ・ソングクだ。チウ・ルンとジー・ニウシュイエとは一緒に育ってきたから、チウ・ルンも自分も、どうすればチェに勝てるか、ジー・ニウシュイエと一緒にたくさん考えている。ジー・ニウシュイエはチェよりもアグレッシブでオールラウンダーだと思うから、1回戦とはまったく違う試合展開になるだろう。きっとジー・ニウシュイエは自分がフィニッシャーであることを世界中に示してくれると思う」

【UFCフライ級ファイター 平良達郎(14勝0敗、日本・沖縄)】

「(鶴屋)怜とマーク・クリマコ選手の試合については、どちらも寝技が得意な印象があり、どちらも相手を寝かせればどんどんアグレッシブに攻めて一本を狙いにいくスタイルだと思います。だから、どちらが上を取るかで、上を取った方が有利になる試合展開が予想されるので、僕的にはレスリングで上回っている怜がすごく有利なんじゃないかと思っています。上を取ってパウンドなどで削りながら、最終的には何かしらのサブミッションを決めてくれるんじゃないかと思っています」

「もうひとつの準決勝では中国のジー・ニウシュイエと、韓国のチェ・ソングク選手が戦いますが、1回戦を見た限りでは、逆にこちらの2人はストライキング(打撃)が中心の選手なのかなという印象です。チェ・ソングク選手は前回のROAD TO UFCで決勝まで進んでいて、僕が出た2月のAPEXのイベントで決勝戦があったので、そこで試合をしていたのを覚えています。技術などトータル的に優れたファイターだと思いますが、1回戦の動きを見た感じだと、中国のジー選手の方がアグレッシブネスだったり、対応力だったりが少し上回っているように思うので、決勝に進むという点ではジー選手の方が少しだけ有利なんじゃないかなと思います」

【ROAD TO UFCシーズン1優勝・UFCフライ級ファイター パク・ヒョンソン(8勝0敗、韓国キョンギド)】

「ROAD TO UFCシーズン1での経験は、大変だったけれど楽しかったし、短期間でたくさんの試合を戦い、このトーナメントを通して大きく成長できたと思っている。当時は大変だったけど、今思えば楽しかったし、貴重な経験だった。シーズン2の1回戦は知っているフライ級ファイターが多かったから見ていて楽しかった」

「鶴屋怜はマーク・クリマコに勝つと思う。彼はサウスポーで、マークよりフィジカルもレスリングも上回っているから、グラップリングの応酬では勝っていると思う。マークもMMA全般が得意だから、試合が楽しみ! フライ級のトーナメントは鶴屋怜が優勝すると予想している」

「チェ・ソングクがジー・ニウシュイエに判定で勝利すると思う。シーズン1の決勝で自分がチェと戦った経験を踏まえると、彼はジー・ニウシュイエよりも総合的に優れていると思う。ただ、最近の中国人ファイターの勢いはとても良いから、ワクワクしながらこの対戦を見るつもり!」

Facebook X LINE

オクタゴンガール
オフィシャルショップ
FANTASY