UFC 294のメインイベントはマカチェフとオリベイラの再戦

現地時間19日（水）夜、アブダビで実施されるUFC 294にライト級タイトルマッチが組まれたことをUFC会長のデイナ・ホワイトが発表した。

ホワイト会長はUFC 294のメインイベントでライト級王者イスラム・マカチェフが“ドゥ・ブロンクス”ことチャールズ・オリベイラを相手にタイトル防衛に臨むと発表。マカチェフは昨年にアブダビで行われたUFC 280でオリベイラに1本勝ちし、タイトルを手に入れている。

UFC 280の後、マカチェフはUFC 284でアレキサンダー・ボルカノフスキーを倒してライト級王座を守っており、現フェザー級王者とのこの一戦は2023年に繰り広げられた中で最高の試合の1つに挙げられている。対するオリベイラは、UFC 289で拳を合わせたベニール・ダリウシュを第1ラウンドでノックアウトした。

ホワイト会長はメインイベントに加え、パウロ・コスタとハムザト・チマエフによるミドル級マッチを含む、エキサイティングなファイトカードの一部を明らかにしている。

UFC 278で元王者ルーク・ロックホールドを相手に印象的な勝利を決めたコスタ。ミドル級のランキングを駆け上がろうとしているチマエフの希望を打ち砕くのが、今回のコスタの任務だ。昨年9月にケビン・ホランドを破ってから再びオクタゴンに立つ日を待っていたチマエフは、コスタを倒すことがミドル級のコンテンダーとして名乗りを上げる最良の方法だと考えている。

また、ホワイト会長は当初コスタがUFC 291で当たる予定だったイクラム・アリスケロフが、ミドル級ランキング13位のナッソーディン・イマボフとUFC 294で戦うことも発表している。