ホワイトCEOがマクレガーとチャンドラー、マカチェフとポワリエの対戦を発表

UFC PPV 対戦カード
UFC 264:ダスティン・ポワリエ vs. コナー・マクレガー【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2021年7月10日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)】
UFC 264:ダスティン・ポワリエ vs. コナー・マクレガー【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2021年7月10日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)】
歴史に残る壮絶な戦いが繰り広げられたUFC 300の後に開かれた記者会見で、UFCのデイナ・ホワイトCEOが、コナー・マクレガーの復帰やUFC 302で予定されるビッグマッチなど、いくつかの重大発表を行った。

ホワイトは“ザ・ノトーリアス”ことマクレガーがUFC 303でオクタゴンに復帰し、インターナショナルファイトウイークの締めくくりとして日本時間6月30日(日)に開催されるイベントのメインカードで、マイケル・チャンドラーと対戦することを明らかにした。マクレガーは最後に出場したUFC 264でダスティン・ポワリエとの3度目の対戦中に足を骨折し、試合は途中で終了。UFC史上初のダブルチャンピオンとなった経歴を持つマクレガーは、約3年の療養期間を経て、オクタゴンでの復帰に意気込みを見せている。そんなマクレガーが戦うのは、最後に出場したUFC 281の相手が同じくポワリエだったチャンドラーという好敵手だ。5度のUFC参戦で、チャンドラーはファイトボーナスを4回獲得しており、ライト級王座に挑んだこともある。

ライト級王座といえば、ニュージャージー州のニューアークで開催されるUFC 302では、イスラム・マカチェフが元暫定王者ダスティン・ポワリエを相手に再びタイトルの防衛に臨む。マカチェフは2023年にアレキサンダー・ボルカノフスキーと2度対戦。最初の対戦でこの年のファイト・オブ・ザ・イヤーに輝き、2回目もボルカノフスキーを第1ラウンドで早々にノックアウトするという素晴らしい1年を送った。一方のポワリエは、マイアミで開催されたUFC 299でブノワ・サン・デニをノックアウトしたばかり。ハビブ・ヌルマゴメドフとチャールズ・オリベイラに敗れているポワリエにとって、今回が3度目の王座挑戦となる。また、UFC 280でオリベイラを下して空位の王座に就き、その後にボルカノフスキーと2度対戦してきたマカチェフは、初めてライト級コンテンダーを相手にタイトルを防衛することになる。

UFC 302のセミメインイベントである5ラウンドマッチでは、元ミドル級王者ショーン・ストリックランドと元王座挑戦者パウロ・コスタが拳を合わせる。ストリックランドが最後に姿を見せたのはカナダ・トロントで行われたUFC 297で、ドリカス・デュ・プレシにスプリット判定負けを喫してベルトを失った。コスタは最後に出場したUFC 298でロバート・ウィテカーを相手に3ラウンドを戦い抜いたものの、ユナニマス判定負けに終わっている。この一戦がミドル級王座のタイトル争いに大きく関わってくることは間違いない。
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