【注目株】UFCファイトナイト・メキシコシティ:ニコ・プライス

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UFCファイトナイト・ヒューストン:アレックス・モロノ vs. ニコ・プライス【アメリカ・テキサス州ヒューストン/2017年2月4日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ヒューストン:アレックス・モロノ vs. ニコ・プライス【アメリカ・テキサス州ヒューストン/2017年2月4日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
27歳のウェルター級ファイターであるニコ・プライスは9勝0敗という記録を手にアラン・ジョバーンとの一戦に臨む。

2016年12月、フロリダで8連勝を重ねたプライスがUFC 207に登場するやウェルター級に衝撃が走った。ケージに足を踏み入れたプライスはブランドン・ザッチに急襲をかけ、第1ラウンドで1本勝ちを収めたのだ。その5週間後、自身の庭であるテキサス州ヒューストンでアレックス・モロノと対戦した際にもフィニッシュを決めたが、後にプライスからマリファナの陽性反応が検出されたためにこの試合はノーコンテストとされた。

とは言え、“ザ・ハイブリッド”と呼ばれるプライスがヒューストンで持てるパフォーマンスを見せつけたことには違いない。プライスは第1ラウンド終盤に痛撃を食らいながらも第2ラウンドでモロノを退けた。さらに、アメリカン・トップ・チーム所属のプライスはキャリアのこの時点までに多角的なスキルを発揮したのみならず、成長の余地も残している。

ジョバーンとの一戦はプライスにとってこれまでとは一味違ったものになるだろう。既にUFCで9戦をこなしているジョバーンはトップ15入りを目指してきた。プライスがここで勝利すれば選手層の厚いウェルター級で重要な一角を担うファイターとして目されること間違いない。
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