フルラウンドの末にペティスがモレノを下す

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・メキシコシティ:セルジオ・ペティス vs. ブランドン・モレノ【メキシコ・メキシコシティ/2017年8月5日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・メキシコシティ:セルジオ・ペティス vs. ブランドン・モレノ【メキシコ・メキシコシティ/2017年8月5日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間8月6日(日)、メキシコのアレナ・シウダ・デ・メヒコ(メキシコシティ・アリーナ)でUFCファイトナイト・メキシコシティが開催され、メインイベントでフライ級ランキング6位のセルジオ・ペティスと同7位につけるブランドン・モレノが対戦した。

早々にペティスをテイクダウンしたモレノはペティスに腕を取られながらも優位な体勢をキープし、背後にまわってボディをロックするとチョークを狙って仕掛けていく。モレノの足がきつくからまって抜け出せないペティスは必死に抵抗を試み、何とか最初のラウンドを切り抜けた。

第2ラウンド中盤にヘッドキックを決めて再びダウンを奪ったモレノだが、うまく逃げたペティスが背後にまわったところでブレイク。お互いに動きを見る流れとなった第2ラウンドはややペティスが盛り返した格好だ。

さらに勢いをつけるペティスは鋭いケリをモレノに打ち込んでいき、モレノが蹴り返したところをとらえて倒すも、深くは追わずに立ち上がるのを待つ。第3ラウンド残り3分を切ってペティスのハイキックがモレノにヒットし、応戦しようと前に出たモレノの足をつかんだペティスが右の一撃でダメージを与え、ふらつくモレノにさらに打撃を放った。この5分間もペティスがモレノにプレッシャーをかけ続けたラウンドとなった。

4ラウンド目が始まってすぐ、ペティスの右指がモレノの左目を直撃し、レフェリーがいったん試合を止めたが、ドクターの判断を仰いで続行が認められ、ペティスがレフェリーから注意を受けて試合が再開された。顔に傷を負うモレノは血を流しながらも積極的に打撃を見舞い、ペティスに左のジャブ、右のカウンターをヒットさせる。残り10秒の合図を聞いてペティスが飛び蹴りを仕掛けたが、足をとらえたモレノが倒してホーンを聞く。

状況を好転させたいモレノは最終ラウンド序盤にテイクダウンを成功させたものの、ペティスも下から攻撃を続け、モレノの身体を蹴り離した際にはかかとを命中させている。それでも、マウントポジションを維持したモレノは何とか背中にまわろうとしたが、ペティスがはねのけてスタンドへ。ラスト1分は打撃の応酬となりながらも、やはりペティスに勢いがあった。

3名のジャッジはペティスの勝利を支持し、ユナニマス判定でペティスが勝ち星を手に入れている。

フライ級マッチ 5分5ラウンド
○セルジオ・ペティス vs. ブランドン・モレノ●
判定3-0(49-46、48-46、48-46)

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