今回がUFCデビュー戦となったラッドは最初のラウンドこそランズバーグの執拗なクリンチへの対応で精いっぱいの様子だったが、第2ラウンドで形勢が逆転。ランズバーグは初回ラウンドで48回の打撃中、42回の有効打を見舞うも、インターバル中に調整してきたラッドが第2ラウンド開始30秒でテイクダウンを成功させ、マウントポジションを取るとパウンドの連打で猛攻に打って出る。ランズバーグが防戦一方で手出しできなくなったのを確認したレフェリーが間に入り、試合終了を告げた。ランズバーグは不満げな表情を見せたが、ラッドが無敗のままオクタゴンデビューを勝利で飾っている。
WHAT A DEBUT! 😱@AspenLaddMMA earns the TKO victory vs Lansberg. #UFCGdansk pic.twitter.com/qD0jBLXygH
— UFC (@ufc) 2017年10月21日
女子バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●リナ・ランズバーグ vs. アスペン・ラッド○
2ラウンド(2分33秒)TKO
アスペン・ラッド
「久々の試合だった。彼女は予想していた通りのことをやってきた。私としてはスロースタートだったけど、コーチの声が聞こえたらすぐに、すべてが予定通りにいった。ここの観客はすごいわ。とても熱狂的で、満員。盛り上がってくれているから、本当にうれしい。今日はフィニッシュできて良かったけど、何もかも常に改善できると思っている。UFCがまた私に試合を用意してくれれば、必ず行くわ。誰でもいい。最終的なゴールは女子バンタム級で一番になること。絶対に達成できると確信している」