ジャブを打ち込むディアスと足を使いながら相手との距離を詰めてくゴードン。ディアスの右ローキックを弾いたゴードンがテイクダウンに持ち込み、ケージに押し込んだが、すぐにスタンディングに戻る。ワンツーを放つディアスに、“もっとこい”とジェスチャーを見せたゴードンは目の辺りから流血しながらも果敢に攻めていった。
第2ラウンドはゴードンがタックルを取り入れながら攻撃を組み立てようとしたが、ディアスが組み付いてテイクダウンを成功させる。ただ、ゴードンがすぐに返してコンビネーションで反撃。ゴードンにハイキックを食らいつつも要所でパンチをヒットさせたディアスだが、テイクダウンを決められてマウントポジションからパウンドの嵐を受ける。必死に抵抗するディアスに対してゴードンがフィニッシュを狙ったものの、時間切れ。
2人とも疲れを見せた最終ラウンドはそれでもゴードンが優勢を保ち、ゴードンの急所を狙った行為でブレイクを挟んだ後もディアスのタックルを返してゴードンがマウントポジションを取った。試合終了間際にはゴードンに上に乗られ、劣勢のディアスがアームバーを狙いに行ったが決まらず。15分間を戦い終えて、3名のジャッジはいずれもゴードンの勝利を支持している。
HUGE hammer fists dropped by @JFlashGordonMMA here in round 2!! #UFCSP pic.twitter.com/3R1WPWRCbj
— UFC (@ufc) October 29, 2017
✌️-0 in the UFC@JFlashGordonMMA gets it done! #UFCSP pic.twitter.com/sHxpPkX8PT
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ライト級マッチ 5分3ラウンド
●アクラン・ディアス vs. ジャレッド・ゴードン○
判定3-0(26-29、27-29、26-30)
ジャレッド・ゴードン
「アクランは本当にタフな相手だったし、試合のベテランだ。第2ラウンドで停止のタイミングがあったと思ったんだけど、でもここはブラジルだし、相手がブラジル人だ。みんな、続けさせたかったんだろうね。結果には満足している。フィニッシュしたかったけど、でも勝利したから、自分にとっては良い結果だ」