序盤から打ち合いを展開した後、クーパーがマガーニャに組み付いてテイクダウンを狙い、マガーニャの必死の抵抗もクーパーがうまく倒してマウントポジションを取る。逃げるマガーニャの背中に馬乗りになり、身体を返して優位な体勢を取ったクーパーがパウンドを浴びせながら関節技を仕掛けていったものの、逃げ切ったマガーニャ。
しかしながら、第2ラウンドも開始直後にクーパーがテイクダウンを成功させ、足を挟んで逃れようとするマガーニャに打ち込んでいく。馬乗り状態からリアネイキドチョークを仕掛けたが、いったんは技が外れてしまった。それでも、クーパーが優位なポジションを保ち、うまく身体を返して逃げるマガーニャだが、劣勢は変わらず。結局、クーパーのパウンドの嵐に手も足も出なくなったマガーニャを見てレフェリーが試合を止め、クーパーのTKO勝利が宣言された。
#UFC218
— UFC Japan (@ufc_jp) December 3, 2017
好パフォーマンスに会場のファンも大盛り上がり👏👏👏 pic.twitter.com/Mml4CPODdF
女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
○アマンダ・クーパー vs. アンジェラ・マガーニャ●
2ラウンド(4分34秒)TKO
アマンダ・クーパー
「今回の試合に臨むにあたって自分の方が優れたファイターだと思っていたけど、あんなに簡単にテイクダウンが取れてペースをコントロールできたことにびっくりした。彼女はタフなファイターだけど、今日は私が主役だったわね。自分の圧倒さを示したかった。試合がデトロイトになるかもと言われて緊張していたの。友達や家族の前で戦うとプレッシャーがあるから、地元から離れて試合した方がうまくいく気がしていた。みんなをがっかりさせたくないから。地元でこんな風に勝てて本当にホッとした。つまり、私が心配すべきなのは成長することとベストファイターを目指すことね。このスポーツではまだ若いし、賢い試合をして最高のパフォーマンスを見せ続けたい。この階級についてはかなり研究しているから、自分にとって試練になるような、成長させてくれるような試合がしたい」