少し距離を取った位置から攻めるタイミングを図った両者だが、アルハサンが要所でジャブを打ち込んでいく。ホマシもテイクダウンを取り、いったんは逃げられたものの、再び倒してエルボーを見舞った。連打を浴びてダメージを受けたアルハサンだが、立ち上がりながらホマシをケージに押し込み、背後を取って関節技を狙う。その後、ホマシがケージを背にしながらも激しい打撃戦が展開され、両者が力強いパンチを打ち合ったが、ホマシが金網に持たれつつダウンした様子を見せたため、レフェリーが慌てて止めに入り、アルハサンのTKO勝利が宣言された。
#UFC218
— UFC Japan (@ufc_jp) December 3, 2017
激しい打撃戦👊💥👊💥
・・・🤔🤔🤔
グッドファイト👏👏👏 pic.twitter.com/yD84jNWJdA
ウェルター級マッチ
●サバ・ホマシ vs. アブドゥル・ラザク・アルハサン○
1ラウンド(4分21秒)TKO
アブドゥル・ラザク・アルハサン
「勝てたのはもちろんうれしいけど、試合の終わり方はがっかり。レフェリーが試合を止めた理由は理科している。彼は後ろから見ていたからね。あのアングルからだと相手が俺のパンチでケガしたように見えただろうし、レフェリーは俺たちの安全を管理しないといけないから。ただ、もしああいう形で自分が負けたとしたら、どういう風に感じるかも分かるから、ホマシの気持ちも分かっているつもりだ。(ホマシが)いかにタフかってことをコーチから散々聞かされていたから、今回の試合は戦争になると思っていたけど、相手のスタートがスローだったから、きっと終盤にそうなっていたんじゃないかな。でも、楽しかった。状況は別として、勝利できたことは最高だ。相手を指名したり、トラッシュトークを仕掛けたりするタイプではないから、UFCが次に用意してくれる相手なら誰とでもやる。これがこの階級を駆け上るきっかけになって、もっとでかい試合を戦えるスタートになることを願っている」