早い段階から蹴りと剛拳で攻め込んだオリベイラだったが、メデイロスの一撃を食らってダウンを喫してしまう。それでも、すぐに立て直したオリベイラはジャブを打ち込みながらメデイロスをケージに押し込み、メデイロスに対する金的蹴でブレイクはあったものの、鋭いパンチをヒットさせてダウンを奪い返した。さらに、メデイロスのアゴに強打をクリーンヒットさせたオリベイラが追い打ちをかけるようにエルボーや膝で猛攻。ただ、メデイロスも何とか持ちこたえて難を逃れている。
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インターバルで少し息を整えた両者は第1ラウンドの続きとばかりに打ち合い、エルボーで削るオリベイラに、メデイロスは強烈なボディショットを打ち込んでいく。スピード感はかなり落ちたものの、どちらも後退することなく前に出続け、ボディキックを連発してメデイロスにダメージを与えたオリベイラがペースをコントロール。しかしながら、オリベイラの身体を持ち上げてメデイロスがテイクダウンに持ち込み、エルボーを放っていった。ここでも決着せず、勝負は最後の第3ラウンドへと突入する。
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なんという試合・・・😱😱😱 pic.twitter.com/ILrE36FZEI
メデイロスが先に動いたものの、オリベイラがワンツーからさらにジャブを続けて有効打を得ると、テイクダウンを取って背後に回る。リアネイキドチョークを狙っていったものの、メデイロスが返してマウントポジションに。スタンディングに戻った直後、エネルギー切れか、ケージにもたれかかったオリベイラが動けなくなり、連打を見舞ったメデイロスの強打にオリベイラがダウン。レフェリーが止めに入ってメデイロスのTKO勝利が告げられた。
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ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●アレックス・オリベイラ vs. ヤンシー・メデイロス○
3ラウンド(2分02秒)TKO
ヤンシー・メデイロス
「オリベイラ、ありがとう。彼はカウボーイだ。カウボーイがタフなのはみんなが知っている。それを試合で示したと思う。チームメイトとハワイに感謝。愛してるよ! 歓迎してくれたデトロイトにも感謝している。みんなが今日の試合を楽しんでくれているといいんだけどな。俺たちにボーナスをくれ!」