デイビスがカムーシュに辛勝

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・フレズノ:アレクシス・デイビス vs. リズ・カムーシュ【カリフォルニア州フレズノ・アメリカ/2017年12月9日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・フレズノ:アレクシス・デイビス vs. リズ・カムーシュ【カリフォルニア州フレズノ・アメリカ/2017年12月9日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間12月10日(日)、アメリカ・カリフォルニア州フレズノのセーブ・マート・センターでUFCファイトナイト・フレズノが開催され、女子バンタム級のアレクシス・デイビスとリズ・カムーシュが対戦した。

試合が始まってすぐに打ち合った後、デイビスがカムーシュをケージに押し込んだものの、組み付かれながらカムーシュが頭に打ち込み、膝蹴りも食らわせていく。そのまま動きがなくブレイクとなった後、カムーシュが足をかけてテイクダウンし、マウントポジションを取った。不利な体勢にもかかわらず下からアームバーを決めにかかったデイビスだったが、カムーシュが相手を体ごと持ち上げてフィニッシュさせずに最初の5分が終了。

第2ラウンドはデイビスがマウントポジションを取ってカムーシュを追い込むも、今度はカムーシュが下から応戦する。展開が止まったことを受けてレフェリーにブレイクを指示された後、カムーシュが右フックを打ち込んでダメージを与えたが、直後にデイビスもテイクダウンを奪っている。

左目脇の腫れがひどくなるデイビスに対し、容赦なくパンチを見舞っていくカムーシュはケージに押し込んでテイクダウンを取った。ただ、デイビスは相手の身体を足でロックし、振りほどこうとするカムーシュの首をとらえて技を決めにかかったが、カムーシュはここでも相手の体を持ち上げて脱出。その後もカムーシュが優位な体勢をキープしていたが、ラスト20秒を切ってデイビスがひっくり返し、マウントポジションから連打を見舞った。

フルラウンドを戦い抜いた2人の勝負の行方はジャッジに委ねられ、スプリット判定でデイビスに軍配が上がっている。

女子バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○アレクシス・デイビス vs. リズ・カムーシュ●
判定2-1(29-28、29-28、28-29)

アレクシス・デイビス


「リズ(カムーショ)は手ごわかったし、タフな試合だった。相手が何を仕掛けてくるのかよく分からなかったの。柔術やEDIに取り組んでいるのは知っていたから、何がきても大丈夫なようにしっかり準備しておかないといけなかった。第2ラウンドではいろんなことを生かせたと思う。最初の対戦と今回の試合を比べると、彼女は完全に別のファイターになっていたから、まるでまったく違うファイターと戦うように準備している感じだったわ」
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