日本時間12月17日(日)、カナダ・マニトバ州ウィニペグのベルMTSプレイスにてUFCファイトナイト・ウィニペグが開催され、ウェルター級ランキング10位のサンチアゴ・ポンジニッビオとマイク・ペリーが対戦した。
序盤から積極的に前に出るペリーに対し、ポンジニッビオは少し距離を取りながら要所でローキックを当てていく。力強いパンチを食らわせるペリーはポンジニッビオをケージに押し込むなど自らのペースに持ち込んでいった。
第1ラウンドで慎重な姿勢を見せたポンジニッビオは次のラウンドが始まると一転して攻撃的になり、足元を崩しつつジャブやワンツーも打ち込む。ペリーに背後を取られてテイクダウンを喫したものの、すぐに立て直したポンジニッビオは左ストレートをクリーンヒットさせ、連打でダメージを与えた。いったんはペリーが持ち直したかに思われたが、強打の影響が大きかったのか、スピードが落ち、ポンジニッビオの打撃をまともに食らうようになる。ペリーのパンチをフットワークでかわしていたポンジニッビオだが、ラウンド終了間際にペリーに攻め入られるシーンも。
両者ともダメージを負った状態で挑んだ最終ラウンドも前に出る姿勢は変わらず、ジャブを打ち合う中で時折ポンジニッビオがローキックを当てていった。ペリーの右パンチを浴びたポンジニッビオはさらに数発を受けたものの、裏拳打ちでペリーをダウンさせてパウンドを見舞う。タフネスさを見せるペリーはそれでもなお立ち上がり、果敢にポンジニッビオを攻めていくが、テイクダウンを取られてマウントポジションを許した。逃れようとするペリーの首を取ったポンジニッビオがチョークを仕掛けた場面も脱出したペリーは終盤に押され気味だったにもかかわらず、フルラウンドを戦い抜いている。
勝負の結果はユナニマス判定でポンジニッビオが勝利を手に入れた。
ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○サンチアゴ・ポンジニッビオ vs. マイク・ペリー●
判定3-0(29-28、29-28、29-28)
サンチアゴ・ポンジニッビオ
(コメントなし)
タフなペリーとの打ち合いを制したポンジニッビオ
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