日本時間2月11日(日)に開催されるUFC 221にウェルター級の阿部大治が出場することになった。対戦相手はこれがUFCでの3試合目となるルーク・ジュモーだ。
UFC 221はオーストラリア・パースを舞台とし、メインイベントではロバート・ウィテカーとルーク・ロックホールドがミドル級王座をかけて激突する。また、ヘビー級トップコンテンダーのマーク・ハントとカーティス・ブレイズの対戦に加えて、石原“夜叉坊”暉仁がバンタム級に階級を移してホセ・キノネスと拳を合わせるほか、廣田瑞人はベテランのロス・ピアソンとライト級マッチに挑むことが決まっている。
パンクラスのウェルター級王者に輝き、昨年9月に行われたUFCファイトナイト・ジャパンでオクタゴンデビューを果たした阿部はイム・ヒュンギュを相手に判定勝ちを収め、キャリア戦績6勝無敗を誇る。
「いつでも戦う準備はできていたので今からワクワクしてます!」と心境を語った阿部は11月にアメリカン・トップ・チームを訪れて合宿に励むなど、さらなるパワーアップに取り組んでおり、「ボクシングスキルや組みの技術を上げてきました」と明かした。また、ジュモーについては「オールラウンダーな選手だと思います」とコメントしている。
一方、ジュモーもさいたまスーパーアリーナで安西信昌と戦っており、フルラウンドの末に判定負けを喫した。UFCデビュー戦は昨年6月、地元ニュージーランドでドミニク・スティールと対戦し、ユナニマス判定で白星発進したが、オクタゴンでの2勝目を狙って今度はオーストラリアの舞台に立つ。