モラエスがミーンズに辛勝

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・ベレン:セルジオ・モラエス vs. ティム・ミーンズ【ブラジル・ベレン/2018年2月3日(Photo by Buda Mendes/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ベレン:セルジオ・モラエス vs. ティム・ミーンズ【ブラジル・ベレン/2018年2月3日(Photo by Buda Mendes/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間2月4日(日)、ブラジル・ベレンのマンゲイリーニョ・アリーナにてUFCファイトナイト・ベレンが開催され、ウェルター級のセルジオ・モラエスとティム・ミーンズが対戦した。

ミーンズを引き込んで倒したモラエスは関節技を仕掛けにいくも成功せず。スタンディングに戻るとミーンズが反撃のジャブを見舞い、滑ってマットに倒れたモラエスがグラウンドゲームに誘うもミーンズは応じない。立ち上がって打ち合いを再開した途端、ジャブを当てあった2人は互いにダメージを負いながらも前に出る姿勢は変えなかった。

インターバルを経て、カウンターを狙うミーンズが徐々に有効打を増やし、モラエスも立ち技での打ち合いに応じて強烈なフックをヒットさせるなど攻撃を組み立てている。ラウンド中盤にはモラエスがコンビ技でミーンズに襲いかかり、終盤にもパワーの乗った打撃を食らわせている。

第3ラウンドに入って両者ともやや疲れが見えていたものの、打ち合いの展開は変わらず、ミーンズが的確なストライキングで攻めると、モラエスはヘッドキックを繰り出して応戦。ミーンズの鋭い膝蹴りを食らったモラエスは以降の手数が減ってしまったが、地元ファンの声援を力に変えて盛り返す。残り1分を切ってガス欠状態に陥ったモラエスにミーンズが追い打ちをかけていくも、ミーンズも残るエネルギーは少なく、試合は最後の力を振り絞ったジャブの打ち合いで幕を閉じた。

3名のジャッジの判定は割れたが、モラエスがスプリット判定で白星を勝ち取っている。

ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○セルジオ・モラエス vs. ティム・ミーンズ●
判定2-1(29-28、28-29、29-28)

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