日本時間2月19日(月)、アメリカ・テキサス州オースティンのフランク・アーウィン・センターでUFCファイトナイト・オースティンが開催され、スティーブン・ピーターソン対ブランドン・デイビスのフェザー級マッチが行われた。
3ラウンドを通して打撃戦の展開となり、軽やかなフットワークを駆使してパンチ、キックと上下に打撃を散らしながら互いに一歩も引かない戦いが続く。デイビスはピーターソンの動きを見ながら的確にヒットさせていき、一方のピーターソンも休むことなく打撃を繰り出し、デイビスにダメージを与えていく。
ラウンドが進むにつれてピーターソンの顔から流血し始め、第3ラウンドには頭部からも出血して顔全体が赤く染まるも、ピーターソンは怯まない。デイビスも真っ向から受けてコンビネーション技を組み立てるなど、相手のスタミナを削っていく。ラウンド終盤にピーターソンにデイビスの膝が直撃してぐらつくも、すぐに立て直すと両手を広げて挑発。結局、勝敗はつかず、3名のジャッジに委ねられた試合は手数の多さと的確な打撃を見せたデイビスに軍配が上がった。
フェザー級マッチ 5分3ラウンド
●スティーブン・ピーターソン vs. ブランドン・デイビス○
判定3-0(27-30、28-30、26-30)
ブランドン・デイビス
「序盤で疲れた。1日中ずっと眠くて、第2ラウンドまで目が覚めていなかったんだ。相手が真っ向勝負できてくれたし、それこそ俺が望んでいる試合だ。第1ラウンドは自分が取ったと思ったけど、第2ラウンドは相手にダウンさせられた。だから、第3ラウンドに挑むにあたって自分が上回らないといけないことも分かっていたんだ。相手は全力できたけど、やっと相手の頭を捕らえられたから膝を食らわせて完璧にヒットさせた。フィニッシュしようとしたけど、相手がタフだったね。“ファイト・オブ・ザ・ナイト”がほしい。金を稼ぎたいし、いい試合だったと思っている」
ピーターソンとの真っ向勝負に打ち勝ったデイビス
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