地元ファンの声援を力に白星を勝ち取ったノースカット

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・オースティン:セージ・ノースカット vs. ティボー・グティ【アメリカ・テキサス州オースティン/2018年2月18日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・オースティン:セージ・ノースカット vs. ティボー・グティ【アメリカ・テキサス州オースティン/2018年2月18日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間2月19日(月)、アメリカ・テキサス州オースティンのフランク・アーウィン・センターでUFCファイトナイト・オースティンが開催され、メインカードの初戦でライト級のセージ・ノースカットとティボー・グティが対戦した。

コンビネーション技で口火を切ったノースカットが早々にタックルを仕掛けてテイクダウンに持ち込み、マウントポジションを確保。いったん立ち上がり、拳を振り下ろして相手にダメージを与えたノースカットはスタンディングに戻った直後、グティの強打を浴びてしまい、チョークを狙われたものの何とか難を逃れている。右の豪拳、ボディショット、ハイキック、回し蹴りなどさまざまなテクニックを披露してグティを追い込むノースカットは相手のタックルを退けた後、自らもタックルに打って出たが成功ならず。ラウンド終了間際にはグティが裏拳をヒットさせた。

グティがコンビ技を組み立てていったところに、ノースカットがダブルレッグを仕掛けるなど早い展開となった第2ラウンドはグティが再びノースカットの顔面に強力なパンチを当てる。ノースカットを押さえ込むグティは一度立ち上がられたものの、すぐに引きずり降ろし、腰下に組み付いたまま次の展開に持ち込もうとするが、ノースカットの抵抗にあい、レフェリーがブレイクを命じた。直後、ノースカットがグティにパンチを当てるもダウンは奪えていない。

最終ラウンド序盤は打ち合いの展開となるも、ノースカットのタックルを退けたグティがテイクダウンに成功し、腰元に組み付いた状態でケージに押し込んだ。途中、ノースカットが首を取りかけた場面もあったが、レフェリーがブレイクを命じてスタンディングに戻る。テイクダウンを狙うノースカットはエルボーを含む打撃で有効打を重ねつつフルラウンドを戦い抜いた。

勝負の行方は3名のジャッジに委ねられ、ユナニマス判定でノースカットが白星を手に入れている。

ライト級マッチ 5分3ラウンド
○セージ・ノースカット vs. ティボー・グティ●
判定3-0(29-28、29-28、29-28)

セージ・ノースカット


「気分はいいし、テキサスに戻って戦えたことに興奮した。UFCデビューがテキサスだったから、戻って来られてうれしい。勝ちたかったのと、プレッシャーはなかったけどみんなに良いショーを見せたかった。何度かテイクダウンを奪われてしまったし、ケージに追い込まれもしたけど、素早く返せたと思う。グラウンドになった時もダメージは受けていない。相手にダウンさせられても一発も食らわなかったし、グラウンドでの膝もない。むしろ、僕の方がずっとエルボーを打ち込んでいたから忙しかったくらいだ。接戦だと言う人もいるだろうけど、どっちが一番ダメージを負ったのか、だよ。相手が目を痛めていて、頭の片側が腫れてきているのも分かった。確実に打ち込んでいたし、向こうは打撃もたくさん受けていた。コーチたちと話して、すぐに戻って今日の試合でミスしたところを直したい」

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