日本時間3月18日(日)、イギリス・ロンドンのO2アリーナでUFCファイトナイト・ロンドンが開催され、バンタム級のトム・デュケノアとテリオン・ウェアが対戦した。
序盤から素早い動きを見せる両者はタイミングを図りながらも要所で有効打を重ねていく。第1ラウンド終盤にはデュケノアがウェアに強烈なパンチを食らわせてダメージを与えている。ウェアもワンツーからアッパーカット、膝蹴りなどコンビネーション技を繰り出しており、テイクダウンを奪ってラウンド終了のホーンを聞いた。
引き続き打撃戦の展開となった第2ラウンドだが、終盤にはウェアがグラウンドゲームに持ち込み、マウントポジションを取ってパウンドを打ち込んでいる。最終ラウンドにはウェアがペースアップしてデュケノアにプレッシャーをかけたものの、フルラウンドの末、3名のジャッジはいずれもデュケノアの勝利を支持した。
バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○トム・デュケノア vs. テリオン・ウェア●
判定3-0(29-28、29-28、30-27)
トム・デュケノア
「予想していた通りのパーフェクトとはいかなかったけど、おもしろい試合だった。今度、戻る時に修正しておけると思うところはいろいろとある。イギリスで戦えたことは自分にとって喜びだった。キャリアをスタートさせたときから、ここのファンはとても歓迎してくれたし、今日の良い試合を見せることで彼らのサポートに恩返しできていることを願うよ。これから数日の休みを取るけど、その後には次のことについてもう少し分かるんじゃないかな。でも、ファンのみんなには今後、俺からビッグなことを期待しておいてほしい。まだまだここからだ」
判定の末にウェアを打ち破ったデュケノア
UFCファイトナイト コメント 試合結果