クラークがロドリゲスに判定勝ち

UFC PPV コメント 試合結果
UFC 223:デビン・クラーク vs. マイケル・ロドリゲス【アメリカ・ニューヨーク州ブルックリン/2018年4月7日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 223:デビン・クラーク vs. マイケル・ロドリゲス【アメリカ・ニューヨーク州ブルックリン/2018年4月7日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間4月8日(日)、アメリカ・ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターにてUFC 223が開催され、オープニングマッチでライトヘビー級のデビン・クラークとマイケル・ロドリゲスが対戦した。

序盤に連打を見舞い、クリンチからテイクダウンを奪ったクラークはロドリゲスをケージ際に追い込み、組み付いた状態で膝蹴りを食らわせていく。ロドリゲスも相手の攻撃をうまく防いでおり、動きが止まり始めたところでレフェリーがブレイクを命じた。再開直後、足元へのローキックをキレイに決めてクラークをダウンさせたロドリゲスは力強いパンチで有効打を重ね、飛び蹴りでダメージを与えるも、グラウンドではクラークがマウントポジションを確保。優位な体勢を手に入れたクラークはパウンドを浴びせていったが、決めきれずにラウンド終了のホーンを聞いた。

両者がややギアアップした第2ラウンド序盤はどちらも鋭い打撃で相手にダメージを与えていく。ラウンド中盤からはクラークがペースをコントロールするように、ロドリゲスをケージに追い込んで時折、強烈な打撃を食らわせつつ、ダブルレッグからのテイクダウンを狙うなど、さまざまな戦略を見せた。残り1分を切ってロドリゲスを追い込むシーンもあったが、フィニッシュには至っていない。

セコンドから喝を入れられて第3ラウンドに臨んだクラークは早々に組み付いて相手の動きを封じ込め、しばしの攻防を経て背後を取った。ロドリゲスに逃げられてもテイクダウンを仕掛け続けたクラークはラスト10秒で顔面への連打を見舞って試合を締めくくっている。

勝負の行方は3名のジャッジに委ねられ、ユナニマス判定でクラークが白星を手に入れた。

ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○デビン・クラーク vs. マイケル・ロドリゲス●
判定3-0(29-28、30-27、30-27)

デビン・クラーク


「いい感じでいけた。早めにコントロールできたし、後は相手を追い詰めていった。自分のプレッシャーやペースに対応できる人はあまりいないと思っているし、今日はそれを見せられたと思う。俺が望むのはヤン・ブラホビッチとの再戦だ。負けたからやり返したい。ヤツにもファンにも、自分の力を見せたいんだ」
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