昨夏に実施されたデイナ・ホワイトのチューズデーナイト・コンテンダーシリーズで最大のブレイクアウトを果たしたのはショーン・オマリーだったが、カール・ロバーソンにも注目すべきだ。
ライアン・スパンを15秒で沈めてUFCとの契約を勝ち取った元キックボクサーのロバーソンは、11月に行われたUFCデビュー戦の第1ラウンドでダレン・スチュワードにサブミッション勝利を収めた。このパフォーマンスこそ、ロバーソンがミドル級で注視すべきファイターである理由だ。
フェンス沿いでスチュワートが試みたテイクダウンを交わしたロバーソンは見事な体さばきでバックマウントに持ち込み、リアネイキドチョークを仕掛けた。これは試合を決めるには至らなかったものの、粘り強く戦ったロバーソンは最終的に腕をスチュワートの首下に通し、タップを奪っている。
6勝0敗、5連勝という記録をもって今週末にセザール・フェレイラと対峙するロバーソン。ミドル級は変革の時を迎えており、試合の結果次第ではロバーソンがトップ15にぐっと近づくことになるだろう。
【注目株】UFC 224:カール・ロバーソン
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