日本時間5月13日(日)、ブラジル・リオデジャネイロのジュネス・アリーナにてUFC 224が開催され、ウェルター級のワーレイ・アウヴェスとスルタン・アリエフが対戦した。
序盤にアリエフのパンチを浴びたアウヴェスはお返しとばかりにジャブをヒットさせ、ハイキックを繰り出してプレッシャーをかける。一時はアリエフにケージに押し込まれたものの、体を入れ替えたアウヴェスは鋭い膝蹴りを入れながら顔面への打撃も忘れず、有効打を重ねた。ラウンド終盤にはアリエフが反撃に打って出るも時間切れ。
次のラウンドはジャブの応酬後、アリエフがアウヴェスをケージに押し込み、それをアウヴェスが返して左の拳を当てていく展開。時折、アリエフが体勢を入れ替えるも、すぐにアウヴェスが返す流れとなったが、大きな展開がなく、レフェリーにブレイクを指示された。直後、アウヴェスがパンチを当てて崩しにかかったものの、フィニッシュには至らない。
しかしながら、アウヴェスの打撃を浴び続けたアリエフの右目周辺が大きく腫れ上がり、インターバル中にメディカルチームから試合続行不可の判断が下ってアウヴェスのTKO勝利が宣言された。
ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○ワーレイ・アウヴェス vs. スルタン・アリエフ●
2ラウンド(5分00秒)TKO
ワーレイ・アウヴェス
「地元で勝てて、リオデジャネイロでまた戦えてうれしい。本当に満足している。必死にトレーニングしてきたんだ。相手が常にグラップリングを狙ってくるのは分かっていた。今回の試合に向けてしっかりと準備してきたからね。チーム全体がこの勝利に力を注いでくれた。今後については、とあるヤツが俺との試合は楽勝だとか言っていたくせに、こっちが指名したら俺がランキング入りしていないからやりたくないと言ってきたんだ。ま、ランキングに入りたいし、コルビー・コビントンを打ち負かしてやるよ」
アリエフにドクターストップ、アウヴェスが地元ファンにTKO勝利をプレゼント
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