劣勢のプエレスが大逆転の一本勝ち!

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・チリ:クラウディオ・プエレス vs. フェリペ・シウバ【チリ・サンティアゴ/2018年5月19日(Photo by Buda Mendes/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・チリ:クラウディオ・プエレス vs. フェリペ・シウバ【チリ・サンティアゴ/2018年5月19日(Photo by Buda Mendes/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間5月20日(日)、チリ・サンティアゴのモビスター・アリーナにてUFCファイトナイト・チリが開催され、オープニングマッチでライト級のクラウディオ・プエレスとフェリペ・シウバが対戦した。

第1ラウンドはシングルレッグからテイクダウンに持ち込んだプエレスがマウントポジションを取るも、シウバも下の状態からアームバーを仕掛けて反撃。何とか首を取ろうとしたプエレスだったが、シウバが体勢を入れ替えてパウンドを浴びせる。それでも、プエレスが足を捕らえてニーバー(膝十字固め)を仕掛けていくと、シウバが逃れてスタンディングに戻る。その後も一進一退の攻防が続き、最初の5分が終了した。

シウバのローキックに“効かない”とアピールする仕草を見せたプエレスだが、シウバにプレッシャーをかけられてケージ際に追い込まれ、マットに背中をつく場面もあった。さらに、ペースをつかんだシウバは猛攻の末に再びプエレスをマットに倒し、振りかぶった力強いパンチを浴びせてダメージを与える。

追い込まれながらも何とか次のラウンドにつないだプエレスだったが、右ストレートを浴び、その後もコンビネーション技などで何度も足元がふらついた。しかしながら、マウントポジションを取ろうとしたシウバのスキを突いて寝技に持ち込んだプエレスがついに逆転のチャンスを手に入れ、そのままニーバーを決めてフィニッシュ。大逆転の一本勝ちを収めた。

ライト級マッチ 5分3ラウンド
○クラウディオ・プエレス vs. フェリペ・シウバ●
3ラウンド(2分23秒)サブミッション(膝十字固め)

クラウディオ・プエレス


「勝てて本当にうれしい。この試合はかなりややこしかった。負けそうだったけど、“このラウンドは負けても気にしない。最後まで戦う。この試合をフィニッシュしてみせる”と言い続けていた。一度もあきらめなかったし、かなりパンチを浴びてしまったけれど、あとほんの少ししか残っていない中でサブミッションを決められたから、これ以上の満足感はないよ。相手の膝から音を聞いた時は信じられなかった。今回はものすごく特別で、すべてのチリ人が自分を応援してくれているような気分だったから、本当に感謝している。どこに行っても同じように歓迎されることを願うよ。みんな、今回のショーを楽しんでくれたと思うし、そうできたとも思っている。勝利だったから、みんなでお祝いだ。ありがとう、チリ」
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