日本時間5月20日(日)、チリ・サンティアゴのモビスター・アリーナにてUFCファイトナイト・チリが開催され、バンタム級のディエゴ・リバスとグイド・カネッティが対戦した。
地元ファンの大歓声に迎えられたチリ出身のリバスはマウントポジションを取られた状態からアームバーを決めにいくも、カネッティが体ごと持ち上げてマットにたたきつけ、技を解いて危機を脱した。背後を取られたリバスは相手を背負ったまま立ち上がり、しばらくはカネッティの打撃を浴びていたが、体を入れ替えたところでラウンド終了。
第2ラウンドは開始早々にリバスがカネッティの金的蹴りを受けてしまったものの、すぐに立て直して試合に臨み、テイクダウンを仕掛ける。攻防の末にマウントポジションを取ったのはカネッティだ。しかし、技に入れず、逆に下にいたリバスにチョークを決められかけたカネッティだったが、耐え抜いて難を逃れている。
リバスが右の一撃を放てばカネッティもジャブで応戦するなど激しい打ち合いとなった最後の5分間は、ケージ際にカネッティを押し込んだリバスが鋭いアッパーカットなどで追い込んでいったものの、カネッティも打たれ強さを発揮し、フルラウンドを戦い抜いた。
ジャッジはいずれもカネッティの勝利を支持し、ユナニマス判定勝ちを収めている。
バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●ディエゴ・リバス vs. グイド・カネッティ○
判定3-0(28-29、28-29、28-29)
(コメントなし)
カネッティがリバスに競り勝ち判定勝利
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