日本時間6月2日(土)、アメリカ・ニューヨーク州ユーティカのアディロンダック・バンク・センターにてUFCファイトナイト・ユーティカが開催され、ニック・レンツとダビッド・テイムルによるライト級マッチが行われた。
互いに距離を詰めて打撃戦となった序盤、テイムルが放った左の一撃がレンツを襲うも、何とかこらえて踏みとどまっている。その後、レンツはテイムルをケージ際に追い込んで攻めに転じようとしたが、アイポークを食らって劣勢となり、スタンディングに戻って打ち合いを続けた。
第2ラウンドでもテイクダウンを狙っていったレイツに対し、落ち着いて対処したテイムルはハイキックやミドルキックなど足技を中心に攻撃を組み立ていき、有効打を稼いでいる。
反撃のチャンスをうかがうレンツはタックルを決めてテイムルにプレッシャーをかけ、チョークを仕掛けていったが、テイムルがうまく逃げて難を脱する。打ち合いに戻ってからはレンツが手数を増やそうとするも、テイムルも激しいキックを食らわせてダメージを与えた。
15分間のバトルでは決着せず、ジャッジに委ねられた勝負の行方はユナニマス判定でテイムルに軍配が上がっている。
ライト級マッチ 5分3ラウンド
●ニック・レンツ vs. ダビッド・テイムル○
判定3-0(27-30、27-30、28-29)
ダビッド・テイムル
「自分のパフォーマンスにはかなり満足している。UFCではこれで5勝0敗だ。オクタゴンで披露したのが俺のゲームプランだったし、やり遂げた。UFCに呼ばれたらすぐにでもまた試合する。今日、相手を用意してくれるなら、喜んでもう1試合するよ」
足技を生かしたテイムルがレンツに完勝
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